- 「プラドは貧乏人が乗る車」という意見の真意が知りたい人
- まとまったお金はないけど、プラドに憧れがある人
- 維持費が心配だけど、プラドに乗れるのか知りたい人
プラドが貧乏人の車と耳にするとあまり良い気はしませんが、実際に友人に「貧乏人の車」と言われてしまった人もいるようです。
実際に友人に馬鹿にされた人も
しかし悲しいことに、プラドが貧乏人の車というのは、ある意味では正しいです。
プラドはSUVで高そうなイメージだけど、なんで貧乏人?
この意見がなぜ正しいと言えるのか?貧乏でもプラドに乗り続けられるのか?内容を解説します。
この記事を読むと、収入が少ない状態でプラドに乗るとどうなるのかが分かりますよ。
- 「プラドが貧乏人の車」という意見が正しいと言える理由 から読む
- 「真の貧乏人」がプラドに乗れない理由 から読む
- 貧乏ならカーリースを上手に使おう から読む
「プラドが貧乏人の車」という意見が正しいと言える3つの理由
この記事を読んでいる方はプラドに乗りたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
プラドは貧乏人の車といわれるとあまり良い気はしませんよね。
プラドが貧乏人の車と言われる根拠をこれから説明していきますね
プラドが貧乏人の車とされるには次の3つの理由があります。
- ランクルと比較して価格が安いから
- 型落ちの中古車だと200万円以内で買えるから
- お金があるならアルファードやランクルを買うから
それぞれのポイントをみていきましょう。
理由①:ランクルと比較して価格が安いから
プラドは、ランドクルーザーをベースとした本格SUVです。
プラドはランドクルーザーのようなオフロード性能を持ちながらも、乗り心地の良さを追求しており、特に街乗りに適しています。
プラドは、家族での移動や日常のドライブに使う人が多いイメージだね。
人気のプラドですが、貧乏人の車といわれる理由に、価格がランドクルーザーと比較すると安価なことが挙げられます。
最新のランドクルーザーとプラドの後継者にあたるランドクルーザー250の価格をみてみましょう。
車種 | 価格 | |
---|---|---|
ランドクルーザー 300 | ZX 3.5L | 7,300,000円 |
GR SPORT 3.5L | 7,700,000円 | |
VX 3.5L | 6,300,000円 | |
GX 3.5L | 5,100,000円 | |
GR SPORT 3.3L ディーゼル | 8,000,000円 | |
プラドの後継車 ランドクルーザー 250 | VX | 5,450,000円 |
GX | 5,200,000円 | |
ZX | 7,350,000円 |
エントリーモデルGX 3.5Lこそ安いですが、全体的にランクルは高めの設定ですね。
プラドがランクルと比較して安価なことから、一部の人々からはプラドが「貧乏人の車」「ランクルが買えない人が買う車」と見なされてしまうのです。
理由②:型落ちの中古車だと200万円以内で買えるから
プラドの後継車種ランドクルーザー250の新車価格は500万円以上です。
この価格では貧乏な人では買える値段ではありません。
しかし、中古車市場では手頃な価格で購入できます。
例えば、走行距離が10万キロ程度の中古車であれば、200万円以内で購入できることが多いのです。
中古車であれば、予算が限られている方でもプラドを所有できますね。
この価格ならローンを組めば購入できそう!
このように、中古車市場での手頃な価格から、「貧乏人の車」として見なされがちです。
なお、プラドはその頑丈な構造から「走行距離20万キロでも乗れる車」として知られています。
実際に20万キロ走っているSNSの書き込みも!
理由③:お金があるならアルファードを買うから
プラドは、7人乗りで日常使いから長距離ドライブまで多様な用途で使用できるのが人気の理由。
そのため、同じような車種であるミニバンと対比されることが多いです。
もっともよく比較されるのが「アルファード」と言われています。
アルファードも7人乗りですが、「快適性はプラドを上回る」と多くの人が感じているようです。
アルファードの方が快適性が高いと言われる理由
- 床下収納があるので、7人でも荷物をたくさん積めて、快適に乗車できる
- 2列目シートを動かせる幅が大きいため、荷物のサイズに合わせて快適な配置にできる
- スライドドアなので、狭い場所での乗り降りがしやすく、隣の車にドアをぶつける心配がない
特に、室内空間の広さや乗り心地、そして豪華な内装はアルファードの大きな魅力です。
でも、アルファードの「Executive Lounge」は新車価格が872万円と高額です。
872万円…
プラドは頑丈で信頼性が高い一方、豪華さや快適性ではアルファードには及びません。
そのため、お金に余裕がある人は、より高級感と快適性を求めてアルファードを選ぶ傾向があります。
「真の貧乏人」がプラドには乗れない3つの真実
ここまではプラドが貧乏人が乗る車とされる理由を解説してきました。
ですが、真の貧乏人はプラドには乗れません。
貧乏な人がプラドに乗り続けるのが難しい理由を次の3つに分けて紹介します。
- ローンとは別に維持費が年間25万円必要だから
- 装備にこだわると高額だから
- 初期費用や頭金が必要だから
購入はできても維持するための出費が大きいことに注意しないとってことか。
それぞれのポイントを解説しますね。
理由①:ローンとは別に維持費が年間25万円必要
車を購入する際には車体価格だけでなく、その後の維持費用も考慮しなければなりません。
プラドの年間維持費はおよそ25万円かかります。
維持費の内訳
項目 | 年間費用(およそ) | 備考 |
---|---|---|
ガソリン代 | 10万円 | 8,000km想定 |
自動車税 | 5万円 | |
車検代 | 8万円 | 1年換算 |
任意保険 | 2万円 | 20等級想定 |
ガソリン代
ガソリン代は選ぶグレードや年間の走行距離やガソリン価格によっても変動します。
例えば、燃費の悪いグレードを選び、年間走行距離が多い場合、燃料代はさらに大きな負担となるでしょう。
今回は次の条件で算出しています。
- 燃費:10.58km/L
- 年間走行距離:8,000km
- ガソリン価格:1リットルあたり142円
自動車税
プラドの排気量は2500~3000ccに該当するため、年間50,000円の自動車税が掛かります。
初年度登録から13年を経過すると税額が増えるため、長期的に所有する場合は注意が必要ですね。
車検費用
さらに、4年・6年・8年目のタイミングでは「車検費用」がかかります。
車検には次のふたつの費用がかかります。
- 車検基本料+自動車重量税など法定で決められた金額
- 車検時に発覚した交換部品・修理代
1つめの「車検基本料」は車検を受ける場所や車種によって異なりますが、目安はこちらのとおりです。
種類 | 金額 |
---|---|
自賠責保険 | 17,650円 |
自動車重量税 | 41,000円 |
印紙代 | 1,600~2300円 |
車検基本料(正規ディーラーのおよそ価格) | 70,000円 |
合計 | 130,250~130,950円 |
この金額は車検のたびに、必ずかかる価格です。
そして、2つ目の「車検時に発覚した交換部品・修理代」は、車の状態によって大きく変動します。
修理の箇所が多ければ多いほど、費用はどんどんかさみますね。
SNSで見つけたプラドの車検費用
思ってたよりも高い!
車検時は15~20万円くらいは普通にかかってくるようですね。
任意保険
さらに、任意保険も別途必要です。
今回は20等級(14年間無事故)だと2万円程度ですが、保険料は等級によって異なります。
若いドライバーや事故歴のあるドライバーは高額になる可能性がありますね。
このように、プラドを維持するためには年間で約22万円の費用が必要です。これはローンの支払いとは別に必要な額であり、真の貧乏人にとっては大きな負担となりかねません。
理由②:装備にこだわると高額になる
収入が低いなら、一番低いグレードの「TX」を選択するという方法があります。
TXグレードは、装備が充実しているTX Lパッケージと比較すると、本体価格に50万円程度の差があります。
外観上の違いはほとんどありませんが、内装には大きな違いがあります。
例えば、TX Lパッケージではステアリングが本革で仕上げられていたり、シート素材の高級感が大きく異なったりするのが特徴です。
そのため、TXとTX Lパッケージでは、乗った時の快適さや高級感に明らかな差が生じます。
TXとTX Lパッケージの主な機能差は次の通りです。
内容 | TX | TX Lパッケージ |
---|---|---|
ステアリングホイール | ウレタン | 本革巻き |
シフトノブ&パーキングブレーキレバー | ウレタン | 本革巻き |
オーナメントパネル | ブラック | 木目調+金属調加飾 |
インサイドドアハンドル | ブラック | シルバー加飾 |
足元照明(運転席・助手席)・ドアトリム | 無し | あり |
TXグレードは見た目は良くても、実際に誰かを車に乗せたとき、内装の違いから高級感の差が引け目となる可能性があります。
プラドに乗るなら内装も見栄をはりたくなるよね
内装の高級感を求めた装備を求めると、結局は高額なモデルを選ばざるを得なくなり、初期費用が大きく膨らむことになります。
理由③:初期費用や頭金が必要となる
プラドは決して安い車ではありません。
購入時には、高額な初期費用と頭金が必要となることに注意が必要です。
初期費用にはオプション装備の代金や法定費用、登録費用などの諸費用が含まれます。
具体的には次の費用が掛かります。
発生する初期費用
カーリース | 購入 |
---|---|
なし (月額料金に含む) | 環境性能割 |
自動車税 | |
自動車重量税 | |
自賠責保険 | |
印紙代 | |
車庫証明取得費用 | |
納車費用 | |
各種代行手数料 |
これらの初期費用は車両価格の10~20%程度が一般的です。
500万円のプラドなら50~100万円の初期費用が必要ってことね。
さらに、ローン審査を有利に進めたい場合や、金利による支払いを抑えたい場合には、頭金を用意することが重要です。
一般的に、頭金は購入価格の20~30%が目安とされています。
例えば、200万円の中古車を購入する場合、40~60万円程度の頭金が必要となる可能性があるでしょう。
このように、一括で数十万の支払いができない方にとっては、プラドの購入自体が難しくなってしまうのです。
ここまでのまとめ
ここまで貧乏人の場合、プラドに乗り続けるのが難しいと解説してきました。
理由をまとめると次の内容です。
- ローンとは別に維持費が年間25万円必要
- 装備にこだわると高額
- 初期費用や頭金が必要(新車なら50~100万円)
車を買うのが不安になってしまう
車を購入した場合の支出の多さや、維持していくための費用に不安を感じる方も多いでしょう。
そのような方におすすめなのが、毎月定額で車に乗れる「カーリース」です。
貧乏ならカーリースを上手に使おう!
車両価格、初期費用、維持費がすべてコミコミで毎月定額で車に乗れるサービスです。
カーリースは、初期費用や毎年かかる維持費の心配をせずに車を利用できるのが大きなメリット。
また、車の本体価格からリース終了時の予想される価値(残価)を引いた金額を分割払いするため、車の本体価格が抑えられるのも特徴です。
まとまった出費が無いので、収入が少ない人でも、憧れの車に乗れたり、オプションにこだわったりできますよ。
でも、カーリースってあんまり耳なじみないな…。
何が良いの?
カーリースがおすすめな理由として次の内容が挙げられます。
- 維持費を一定にできる
- 残価設定によりお得な金額で車に乗れる
- 初期費用や頭金が必要ない
それぞれのポイントを解説していきましょう。
理由❶:維持費を一定にできる
カーリースを利用すれば、車の維持費を一定にして、予算が立てやすくなります。
カーリースには、月々のリース代の中に車検や税金などの維持費が含まれているのが理由です。
毎月の支払い含まれる維持費
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 車検費用(基本料・法定費用)
プラドを「購入」した場合だと、これらの費用はおよそ25~6万円くらいになりますね。
さらに、「メンテナンスリース」と呼ばれるオプションを追加すると、車検時に発覚した交換部品・修理代なども毎月の支払にコミコミにできます。
※メンテナンスリースでどこまでの維持費が定額となるかはカーリース会社によって異なります
車検時の整備費用は車の状態によっては、大きな出費になることも…。
メンテナンスリースを使えば、車検時の整備費用が毎月の支払に含まれるので、急な出費も避けられます。
貯金が苦手なわたしにピッタリ♪
維持費が一定になるなら、急な出費がなくなって計画的にカーライフを楽しめますね。
理由❷:残価設定によりお得な金額で車に乗れる
残価設定とは、リース契約終了時の車の価値をあらかじめ設定すること。
カーリースは、その残価を差し引いた金額に対して定額で支払う仕組みです。
例えば、車両価格が200万円で残価が50万円と設定された場合、200万円から50万円を差し引いた150万円に対して毎月定額で支払うことになります。
- 購入:200万円
- カーリース:200万円ー50万円=150万円
このように同じ車でも、カーリースのほうが購入するよりお得に乗ることができるのです。
実際の車両価格よりもお得になるんだね!
理由➌:初期費用や頭金が必要ない
カーリースの大きな特徴の1つとして、初期費用や頭金が必要ないことが挙げられます。
手元にまとまったお金がなくても好きな車に乗れるという大きなメリットです。
発生する初期費用
カーリース | 購入 |
---|---|
なし (月額料金に含む) | 車体価格(頭金) |
環境性能割 | |
自動車税 | |
自動車重量税 | |
自賠責保険 | |
印紙代 | |
車庫証明取得費用 | |
納車費用 | |
各種代行手数料 |
さらに、頭金も不要なため、初期投資を抑えて車に乗ることが可能です。
これなら毎月の給料からの支払いで好きな車に乗れるね!
なお、車の購入と同じように、頭金を支払うことで月々のリース料を抑える選択肢もあります。
初期費用や頭金が不要な点は、特に大きな出費を避けたい方や、月々の支払いを一定に保ちたい方にとって大きなメリットとなるでしょう。
手元のお金の状況に合わせて柔軟にプランを選択できるのもカーリースの魅力の1つです。
カーリースについては、貧乏人こそカーリースをうまく使うべき5つの理由!貧乏でも審査に通る?でかなり詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
貧乏だけどプラドに乗りたい人におすすめのカーリースは?
カーリースなら貧乏な人でも、少ない出費で新車や憧れの車に乗れることが分かりました。
しかし、カーリースはとにかくたくさんの種類があって、迷いやすいポイント。
そこで、収入が低くてもプラドに乗りたい人に向けて、1社だけ厳選してカーリースを紹介します。
- リースナブル…とにかく毎月の負担を抑えてプラドに乗りたい人におすすめ!
年収240万円のわたしもオススメするカーリースです。
リースナブル:とにかく安くプラドに乗りたい人におすすめ
金額 | 月6,600円~ |
対応車種 | 新車・中古車 |
契約年数 | 3・5・9年 |
契約終了後の選択肢 | 返却・乗換・延長・もらう |
利用可能地域 | 全国 |
支払い方法 | クレジットカード払い |
いつでも乗り換えができるカーリースです。
頭金 | ボーナス払い | 契約期間 | 審査 |
選択可 | 選択可 | 3・5・9年 | 優しい |
中古車 | 対応地域 | メンテナンス | 距離制限 |
取扱あり | 全国 | オプション | あり(月換算750km) |
リースナブルはこんな人におすすめ
- 乗り換え・買い替えを自由にしたい人
- とにかく毎月の支払い額を安くしたい人
プラドを取り扱っているカーリースの中でも、安く手に入れられるのが「リースナブル」です。
以下の表は、プラドTXを5年リースした場合の月の支払額の一覧です。
プラドTX7人乗りで算出
カーリース | 新車(ボーナス払いあり) | 新車(ボーナス払いなし) |
---|---|---|
リースナブル | 19,800円~ | 43,780円~ |
定額カルモくん | ー | 56,550円~ |
テラニシモータース | 33,000円~ | 57,640円~ |
リースナブルが圧倒的に安いのが分かると思います。
また、リースナブルはいつでも乗り換え・買取りができるめずらしいカーリース。
多くのカーリースは契約途中で、乗り換えなどができません。
違約金を支払うことが多いです。
そのため、子供が増えた、両親と同居を始めたなどライフスタイルの変化があっても、リースナブルなら余計な違約金がないので安心して長期間リースできます。
生活の変化に合わせたり、自分の好みに合わせたりして車を交換できるってことだね♪
\安くプラドに乗るならココ!/
【まとめ】プラドは貧乏人でも買えるが故障リスクに注意!
本記事では、「プラドが貧乏人の車である」という意見がある意味正しいことについて、解説してきました。
本記事のまとめ
- ランクルやアルファードなどと比較して安く、中古車なら貧乏でも買える
- 維持費が高額なため、購入できても乗り続けられない
- オプションにこだわると車両価格も高くなり、初期費用や頭金も多く必要
- 毎月定額のカーリースなら計画的に車に乗れる
プラドは使い勝手のよい素晴らしい車ですが、中古価格が安いことなどからある意味では貧乏人の車といえるのも確かです。
ただし、収入が低いとローン支払いと維持費でお金が足りなくなることに気を付けなければなりません。
カーリースなら、初期費用や頭金不要、維持費も毎月定額なため急な出費がありません。毎月の給料で十分やっていける支払い額なら安心して乗り続けられます。
これなら内装にもこだわれるね!
カーリースをうまく活用して、高級SUVのプラドを手軽に楽しみましょう!