- 貧乏人だと車が買えないという意見の真意が知りたい人
- 格安中古車に乗りたいと思っている人
- 貧乏人でも、好きな車に乗れる方法があるのか知りたい人
車を購入するには初期費用もかかり、さらには乗り続けるには維持費も必要。
ローンや保険もあわせると年間100万近いの支払いになることも…。
車は貧乏だと買えないのでしょうか…?
高級車は望まないから、たとえ貧乏でも好きな車に乗りたい
結論
「車は貧乏だと買えない」という意見はある意味、正しいです。
しかし、「買い方」を「カーリース」に変えれば、貧乏でも好きな車に新車で乗れます。
カーリースの選択がなぜ正しいと言えるのか?格安中古車やローンで車を購入するのは本当にきついのか?その真実を解説します。
この記事を読めば、貧乏な人でも好きな車に乗る方法が分かりますよ。
- 貧乏で車が買えない4つの要因 から読む
- 貧乏でも車をなんとかして買う方法 から読む
- でも、格安中古車には注意すべし から読む
- 貧乏で車を買えないと悩むならカーリースを使おう! から読む
貧乏だと車が買えない4つの要因
貧乏人は本当に車が買えないの?
残念ながら、「貧乏人には車が買えない」という考えは、最近ではある意味、正しい意見と言えます。
無理してローンを組んで車を買うと、いわゆる「車貧乏」になりかねません。
ここからは収入が低いと、どんどん車が買えなくなってきている4つの理由を紹介します。
- 車両価格が高くなっているから
- 組めるローンの金額が低いから
- 高い初期費用がかかるから
- 維持費に苦しめられるから
車両価格が高いから
貧乏人が車を変えない理由として、車両価格がどんどん高くなっていることが大きな要因です。
半導体不足や、各材料費の高騰を受けて、各自動車メーカーは新車の販売価格の値上げを行っています。
また、新車価格の高騰に伴い、中古車市場も高騰しているのが現状です。
例えば、ここ20年で次のように販売価格は推移しています。
車種 | 過去の価格(2003年) | 現在の価格(2024年) | 金額アップ |
---|---|---|---|
ホンダ ステップワゴン | 220万2,900円(税込) | 341万1,100円(税込) | +1,208,100円 |
トヨタ プリウス | 269万8,500円(税込) | 320万円(税込) | +501,500円 |
え!?こんなに上がってるの?貧乏人にはきつい…
車の価格はここまで値上がっているのに、日本人の平均給与は30年前から横ばいです。
このように給与は上がらないけど物価は上がり続けているので、貧乏だとなおさら車なんて買えなくなっているのです。
組めるローンの上限が低いから
車両価格が高いため、貧乏人は車を購入するのが難しい現実があります。
車の購入予算は、一般的に年収の5割が目安です。
例えば、年収450万円の人の場合、約275万円の車が購入の目安となるでしょう。
なお、銀行のマイカーローンの場合は審査が厳しく、車両価格は年収の25~35%以下が推奨されます。
つまり、年収450万円なら112万円~157万円までが目安ですね。
年収450万円あっても、112万しかローンを組めないのか…。
これらの金額はあくまでも目安であり、住宅ローンや他の支払いがある場合、車に充てられる予算はさらに少なくなるでしょう。
そのため、貧乏だと買える車の価格も限られ、ローンもろくに組めないので、希望の車が買えないのです。
高い初期費用がかかるから
車の購入には車両価格以外にも、まとまった初期費用が必要です。
具体的には以下の費用が必要です
法定費用 | 諸費用 |
---|---|
消費税 自動車税 環境性能割 自動車重量税 自動車損害賠償責任保険 自動車リサイクル料 | 登録費用 納車費用 車庫証明費用 検査登録手続き費用 希望ナンバープレート代 |
これらの初期費用は、一般的に車両価格の10~20%が初期費用として掛かるとされています。
例えば、250万円の車を購入する場合、25万~50万円の初期費用が必要です。
さらに、ローン審査を通りやすくするためには、頭金も求められることが多いですよ。
車体価格の20〜30%を頭金として用意するのが一般的なんだって。
維持費に苦しめられるから
車を所有し続けるためには、購入費用だけでなく、年間を通じた維持費も考慮しなければなりません。
例えば、軽自動車と普通自動車それぞれで、次のような維持費が必要です。
費目 | 軽自動車 | 普通自動車 |
---|---|---|
自動車税 | 1万800円 | 4万3,500円 |
自動車重量税 | 3,300円 | 1万6,400円 |
自賠責保険料 | 1万1,440円 | 1万1,500円 |
任意保険料 | 約5万円 | 約7万3,000円 |
車検代 自動車重量税・自賠責保険料を除く | 約4万5,000~10万5,000 円 | 約8万~17万円 |
メンテナンス費用 | 約5万5,000円 | 約5万5,000円 |
ガソリン代 160円/L(年間走行距離1万km) | 約8万2,000円※19.5km/L | 約12万1,000円※13.2km/L |
駐車場代(月極駐車場1万円/月) | 約12万円 | 約12万円 |
合計 | 約37万~44万円 | 約52万~61万円 |
さらに、事故や故障などの突発的なトラブルが発生した場合、大きな出費が急に必要になることもあります。
無計画に購入すると車貧乏になりそう…
収入が低いと維持費の負担が大きく、結果として車を乗り続けるのが難しくなってしまう可能性があります。
貧乏でもどうにかして車を買う4つの方法
ここまで解説してきたように、車を買うには多くのお金が必要です。
現金一括で支払う以外にも、車を買うにはいくつかの方法があります。
ここからは、貧乏人でも車をどうにかして買うための4つの方法とそのメリット・デメリット面も解説していきます。
- マイカーローンを組む
- 親に立て替えてもらう
- 貯金をする
- 格安中古車を買う
マイカーローンを組む
貧乏でも車を買う方法として、マイカーローンを組む方法があります。
銀行などが提供するマイカーローンは、ディーラーローンなどと比べて金利が低いため、月々の返済負担を抑えられることが特徴です。
初期費用もマイカーローンに一部組み込められる場合があります。その分、利息が増えるのが注意点。
しかし、マイカーローンを利用するためには審査を通過する必要があり、この審査が厳しいことがデメリットです。
先ほども触れましたが、審査に通るのは年収の25~35%程度が目安といわれています。
実際に審査に落ちたことを呟いている方も大勢います。
なお、ディーラーが提供しているローンは銀行系カーローンよりも審査は緩いと言われていますが、金利が高くなるのがキツイところです。
▼金利の相場
- 銀行系マイカーローン:1~2%
- ディーラーローン:4~8%
貧乏な僕だとカーローンの審査は厳しそう…。
親に立て替えてもらう
貧乏でも車を買う方法の1つとして、親に立て替えてもらう方法もありますよね。
乗り出し価格が0円!
金利という概念もないので、一番お得な乗り方です。
しかし、その後の維持費や修理費用を自分で賄う必要があるため、継続的な出費は考慮しなければなりません。
贈与額が年間110万円を越える場合には贈与税が発生するため、税金の面でも注意が必要です。
さらに、親に買ってもらうこと自体が恥ずかしいと感じる人も多くいるのも現実としてあります。
買ってもらうのはありがたいけど、ある程度の年齢になるとちょっと恥ずかしいよね…。
我慢して貯金をする
手堅く貯金をしてから買う方法もありますよね。
ローンを組むための頭金を貯める方法や、一括で購入できるほどの金額を貯める方法もあるでしょう。
しかし、時間がかかるのが大きなデメリット。
実際に、知恵袋には次のようなやりとりがあります。
3年で900万ってすごいね…。普通の人はできないよ。
これはあくまで一例ですが、頭金だけでも数十万円の貯金は必要に。
ただでさえ年収が低いとなると、貯金するのもさらに時間がかかってしまうのが難点です。
格安中古車を買う
貧乏でも車に乗る方法として、格安中古車を選ぶ方法もあります。
中古なら価格も安いですし、何ならローンを使えば毎月の負担はグっと下がりますよね。
20~30万円程度で買える
しかし、格安中古車は走行距離や修復歴などに注意が必要です。
この金額なら買えそう!でも少し不安…
格安中古車にはいくつかの注意点があります。次の章で詳しく解説しますね
格安中古車を選ぶ場合の3つの注意点
貧乏人でも車を買う方法として「格安中古車を買う」方法を紹介しました。
しかし、格安中古車には安いなりの理由があり、乗り続けるには気を付けなればならないポイントがいくつかあります。
安すぎるのは確かにこわい!どういう点に気を付ければいいの?
ここからは、格安中古車の注意点を3つ解説していきます。
- 走行距離の長さをチェック
- 事故歴や修復歴がある車を避ける
- 不人気の車種やカラー
走行距離の長さをチェック
格安中古車の購入の注意点として、走行距離が長いことが挙げられます。
中古車の走行距離は、一般的に1年あたり1万kmが目安です。
年式に対して走行距離が長い車は、ハードに使われていた可能性が…。
年式に対して走行距離が長い車は、各種部品の摩耗や劣化が進んでいる可能性があります。購入後にメンテナンスや部品交換が必要なので注意しましょう。
特に10万kmを超えた車の場合、主要部品の点検や交換が必要となることがあります。
具体的には次の部品の交換が必要です。
- タイミングベルト
- ウォーターポンプ
- サーモセット
- ラジエターホース、キャップ
- ショックアブソーバー
- オルタネーター
安く買っても、後々メンテナンスでお金が必要になりそう!
事故歴や修復歴がある車を避ける
格安中古車を購入する際には、事故歴や修復歴のある車は避けましょう。
事故歴や修復歴のある車は、フレームが破損している場合もあり、車がまっすぐ走らない、ブレーキ性能に問題が生じるなどのリスクがあります。
さらに注意が必要なのは、水没車です。
水没車は「修復歴あり」として扱われないことが多くあります。
内部の電気系統が破損している可能性が高く、これが原因で後々大きな修理費用が発生することがあります。
水没車には次の特徴があるので、よくチェックしましょう。
- シートベルトを引っ張ると泥のシミのラインが出てくる
- 室内から雑巾のような異臭がする
- 助手席前の収納に砂が付いている
不自然に安すぎる中古車には気を付けましょう。
不人気の車種やカラー
価格が安い車は不人気な車種やカラーなことが多いです。
中古車市場では、車のカラーによって価格に差が生じます。
人気のある白や黒、シルバーの車は高価ですが、鮮やかな色や奇抜な色の車は不人気なため、数十万円も安くなることがあります。
また、不人気な車種も市場での需要が低いため、ディーラーは早く売りたいと考え、値下げすることが多くあります。
車種やカラーを一切気にしないのであれば、不人気なカラーや車種の中でも状態の良い車を見つけられるでしょう。
せっかくなら好きな車種の好きな色に乗りたいけどね…。
ここまでのまとめ
ここまで貧乏人の場合、車の購入が難しいと解説してきました。
再度、理由をまとめると…
- 車の購入には初期費用や頭金が掛かる
- 車に乗り続けるには維持費が掛かる
- 格安中古車には注意点がいくつかある
貧乏なら好きな車に乗ることは諦めた方がいいのかな…。
ここまでの解説で、車を持つことに心が折れている人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、支払いがずっと一律で新車に乗り続けられる「カーリース」です。
貧乏で車を買えないと悩むならカーリースを使おう!
あなたが選んだ好きな車を一定期間、毎月定額を支払って乗れるサービスです。
カーリースは次のような特徴があります。
- 頭金も初期費用0円で車に乗れる
- 維持費も修理費用も月額料金にコミコミ
- 利息が存在しない
- 車体価格から「残価」を差し引くから支払いが減る
カーリースを活用すれば、月に2~3万円程度の支払いで車にかかるほぼすべての費用をまかなえます。
貧乏で車に乗ること自体をあきらめていた人でも乗れる可能性が出てきますよ。
カーリースなら、車に乗り続けられそう!もっと知りたい!
とくに、貧乏な人にカーリースがおすすめな理由を3つ解説します。
- カーリースなら初期費用が0円
- 維持費や修理費用がコミコミになる
- 残価設定でお手頃価格で乗れる
カーリースなら初期費用が0円
カーリースは、初期費用や頭金が月額料金に含まれる仕組みです。
そのため、貯金が無くても新車に乗れるという大きなメリットがあります。
発生する初期費用
カーリース | 購入 |
---|---|
なし (月額料金に含む) | 車体価格(頭金) |
環境性能割 | |
自動車税 | |
自動車重量税 | |
自賠責保険 | |
印紙代 | |
車庫証明取得費用 | |
納車費用 | |
各種代行手数料 |
まとまった資金が手元になくても、車を所有できるのはすごいね。
余裕がある人は、頭金を支払うことで月々の支払額をさらに抑えられますよ。
このように、初期費用が不要な点や月々の定額料金で利用できる点から、資金に余裕のない人や一定の予算で車を利用したい人にとって魅力的な選択肢になるのです。
維持費や修理費用がコミコミになる
カーリースでは、自動車税や自賠責保険、車検費用などの維持費が月々のリース料金に含まれるため、別途支払う必要がありません。
毎月の支払いが固定になるのは家計管理がしやすそうだね!
突発的な大きな出費がなくなるため、予算の見通しが立てやすくなりますね。
さらに、「メンテナンスリース」の契約を利用することで、消耗品の交換や工賃などのメンテナンス費用も月々のリース料金に含められます。
具体的には、次の費用が対象です。
- バッテリー切れ
- ラジエータ切れ
- タイヤ交換
- オイル交換
- エンジントラブル など
どこまでを月額に含められるかは、カーリース会社によっても異なるため契約をよく確認しましょう。
残価設定でお手頃価格で乗れる
カーリースでは、残価設定によりお手頃価格で車に乗れるのも、特徴のひとつです。
残価設定とは?
あらかじめ車両価格から残価を差し引き、残りの金額を契約年数で割って月々の支払い額を決定する仕組み。
※残価とは、リース契約終了時に予想される車の市場価値のこと。
例えば、次のような支払い金額になります。
カーリース | 通常のローン |
---|---|
・新車300万 ・7年契約の残価65万円 ※300万から65万を差し引き235万円分を月々支払う 2,350,000÷7÷12=月々27,976円 | ・新車300万 ・7年ローン 3,000,000÷7÷12=月々35,714円 |
月々の負担が抑えられるから、乗りたかった車に乗れるかも!
カーリースについてもっと詳しく知りたい方は貧乏人こそカーリースをうまく使うべき5つの理由!貧乏でも審査に通る?の記事もオススメです。
【厳選】貧乏な私が選ぶおすすめのカーリース
手っ取り早くおすすめのカーリースを教えてほしい!
こんな方に向けておすすめのカーリースを紹介します。
実際に使っている私が、とことん比較した結果「ニコノリ」の2つに絞りました。
厳選ポイントは次の4つ
- 月額料金が安い
- 審査に通りやすい
- 契約期間に融通が利きやすい
- 契約終了時の選択肢が豊富
ニコノリ
金額 | 月5,500円~ |
対応車種 | 新車・中古車 |
契約年数 | 1~9年 |
契約終了後の選択肢 | 返却・乗換・延長・もらう |
利用可能地域 | 全国 |
支払い方法 | 銀行引き落とし |
新車が月5,500円という破格で乗れます!
頭金 | ボーナス払い | 契約期間 | 審査 |
選択可 | 選択可 | 1~9年 | とても優しい |
中古車 | 残価精算 | メンテナンス | 距離制限 |
取扱あり | なし ※もらえるプランの場合 | 込み ※オプションで内容充実 | なし ※9年契約 |
ニコノリはこんな人におすすめ
- 収入が低く、審査に不安がある人
- とにかく毎月の支払い額を安くしたい人
数あるカーリースの中でも、審査に通りやすいと言われているのが「ニコノリ」です。
ニコノリは他のカーリースと異なり、提携リース先が複数社あるので審査に通りやすいのが最大の特徴。
年収240万円のフリーランスの私でも余裕で通りました。
また、ニコノリは他社と比べて毎月の支払額が抑えられるのもポイントのひとつです。
ボーナス払いを併用すれば、月5,000円代で新車を乗り始められます。
新車(ボーナス払いあり) | 新車(ボーナス払いなし) | |
---|---|---|
ニコノリ | 5,500円~ | 14,766円~ |
定額カルモくん | ー | 13,810円~ |
KINTO ※7年リース | 14,740円~ | 33,110円~ |
リースナブル ※5年リース | 6,600円~ | 26,180円~ |
MOTA | 7,370円~ | 14,630円~ |
ノルカ | ー | 34,100円~ |
オリックスカーリース | 6,600円~ | 14,630円~ |
cool-mint | ー | 19,580円~ |
ニコノリはこの安さで、さまざまなサービスを基本の利用料金に含んでいるのもおすすめポイントのひとつです。
ニコノリのサービスに含まれる内容
お金がない!でも手軽に車に乗りたい!と言う人にニコノリはおすすめです。
\安く新車に乗るならココ!/
【まとめ】貧乏で車を買えないと悩むならカーリースがおすすめ!
本記事では、「貧乏人は車が買えない」という意見がある意味正しいことについて、解説してきました。
本記事のまとめ
- 車を買うにはまとまったお金が必要になる
- 格安中古車を買う場合は注意点がいくつかある
- 貧乏ならカーリースの利用がおすすめ
貧乏人にとっては初期費用や維持費、修理費用などを考えると購入するのはなかなか難しい一面があります。さらに、格安中古車を購入すると後々苦労する可能性が高いです。
収入が低い自覚があるなら残価設定でお手頃価格で車に乗れる「カーリース」の利用がオススメ。
さらにカーリースなら、初期費用0円で、修理費や維持費など大きな出費に悩む必要がありません。
カーリースを上手く使えば、憧れの車に乗れますよ!