- アルファードを残クレで購入するのは貧乏人という意見の真意が知りたい人
- 残クレを利用してアルファードに乗りたいと思ってる人
- 貧乏人でも、アルファードに乗れるのか知りたい人
残価設定型クレジット(残クレ)を利用してアルファードに乗るのは貧乏人なのでしょうか。
Yahoo!知恵袋には次のような質問が掲載されていました。
「貧乏人の車は残クレ」となかなかのことが書かれていますね。
アルファードは安い車ではありません。そのため、残クレで購入を考えている方は多いでしょう。
結論から言うと「アルファードを残クレで買うのは貧乏人」という意見はある意味、正しいです。
アルファード高いのに!なんで!?
この意見がなぜ正しいと言えるのか?残クレで貧乏人がアルファードを購入するのはきついか?その真実を解説します。
この記事を読むと、稼ぎが少ない人が残クレを利用するとどうなるのかが分かりますよ。
アルファードの残クレは貧乏人といわれる理由
アルファードを残クレで購入するのは、本当に貧乏人なの?
残クレは月々の支払額が抑えられるローンの仕組みの1つです。
残念ながら、「アルファードを残クレで購入するのは貧乏人」という考えは、ある意味では間違っていません。
アルファードの車のイメージと、残クレのイメージの両方から貧乏人とレッテルを貼られているのが現状です。
その3つの理由を紹介します。
DQNと呼ばれる人が乗っているイメージがあるから
アルファードは500万円以上する高級車として知られている一方で、DQNと呼ばれる人が乗っているイメージが強い車です。
収入があまりない人が残クレでアルファードを購入し、乗り回しているのが1つの要因となっていますね。
X(旧Twitter)でも「アルファードはDQNが乗っている」といった書き込みがよく見られます。
残クレを使用してアルファードを手に入れられた人達が派手に乗り回していることで、貧乏人のイメージが付いてしまっているのです。
型落ち中古車なら300万円台で買えるから
アルファードは新車で購入すると800万円を超えることもありますが、型落ちの中古車であれば、300万円台で購入可能です。
これなら無理をすれば買えそう!
さらに、販売店が中古車でも残クレに対応していれば、月々の支払い額を大幅に抑えられます。
上の画像にあるように残クレ利用(60回払い・頭金0円・残価136万円)なら月4万円の支払いで済みます。
このように、中古車と残クレをうまく利用すれば低収入な人でもアルファードを所有できることが、貧乏人のイメージが付いている要因といえます。
お金があるなら残クレを使わないから
残価設定型クレジット(残クレ)は、月々の返済額を抑えられる一方で、さまざまなデメリットがあります。
残クレの主なデメリットは次の通り
- マイカーローンより金利が高い
- 契約期間終了時に追加費用が発生する可能性がある
- 残クレ返済期間終了時にまとまったお金が必要
最も大きなデメリットは金利の高さです。
銀行のマイカーローンに比べて金利が高いため、最終的に支払う金額が大きくなることです。
Xにも次のような書き込みがみられます。
据え置かれている残価分も含めて利息の対象となるため、利息の支払いが多くなります。
契約期間終了時には、残価分の清算が必要なことや、追加費用の発生が必要などまとまったお金が必要になることも注意しましょう。
お金に余裕がある人なら、金利が低い銀行のマイカーローンや現金一括払いを選び、トータル支出を抑える方法を取れるのです。
アルファードを貧乏人が残クレで買うときつい?後悔する理由
ここまで解説してきたように、残クレは月々の返済が低くなるため、たとえ貧乏人でもアルファードを手に入れやすいです。
しかし、貧乏人が残クレを利用すると後悔する可能性があります。
え?そうなの!?
ここからは、アルファードを貧乏人が残クレで買うと後悔する4つの理由を説明していきます。
残クレの利息は高くつくから
残クレを利用するメリットは残価分のローンが免除される点ですが、逆に利息は高くつきます。
残念なことに、利息は車体価格の「全体」にかかってしまうからです。
例えば、300万円の車で、5年後の残価が150万円で設定されている場合、ローンは差額の150万円だけですが、利息は300万円全体にかかるのです。
さらに、通常のカーローンに比べて残クレの利息は高いです。
- 銀行系マイカーローン:1~5%
- 残価設定クレジット:3~5%
そのため、通常のカーローンよりも金利分を多く支払ってしまう点が、貧乏人には辛い点のひとつと言えるでしょう。
残クレ契約時に初期費用や頭金が必要になるから
残クレでアルファードを購入する際は、頭金や初期費用の支払いも当然に求められます。
初期費用は具体的に次のようなものがかかります。
法定費用 | 諸費用 |
---|---|
自動車税 | 登録費用 |
自動車重量税 | 車庫証明取得費用 |
消費税 | 納車費用 |
環境性能割 | 希望ナンバープレート代 |
自賠責保険 | 各種代行手数料 |
リサイクル料金 | など |
初期費用は、車両本体価格の10〜20%と言われています。
約480万円の中古アルファードで50万くらいになるね…
残クレの場合、頭金は不要となることも多いですが、支払った方が月々の返済が抑えられ、ローン審査が通りやすくなるメリットがあります。
このように頭金と初期費用を含めると、契約時にまとまったお金が必要になるので、収入が少ない人にとっては中々きついのです。
残クレ支払い以外に突発的な出費のリスクがあるから
アルファードを残クレで購入すれば月々の支払いを抑えられますが、突発的な出費は避けられません。
突発的な出費って?
具体的には、ガソリン代や自動車税、車検代などの維持費に加えて、故障や事故に伴う修理費用です。
アルファードは車体が大きいため維持費が高く、高級車なので修理費が通常の車よりも高くなる傾向にあります。
Xにも次のような書き込みがみられました。
例えば、ホンダのフィットと比較すると、年間の維持費には次のような違いがあります。
(ハイブリッド車 E-Four) | アルファードZフィットHOME | |
自動車税 | 43,500円 | 30,500円 |
燃料費 | 77,000円 ※WLTCモード 16.7km/L | 70,000円 ※WLTCモード 18.5km/L |
車検代 | 50,000円 | 30,000円 |
合計 | 170,500円 | 130,500円 |
年間でかなり差がでるね
車検代に関しては、そのときの車の状況によっても金額が変わります。
特に高額な修理費用やメンテナンス費用が突然必要になると、残クレの返済計画が崩れるリスクもあることに注意しなければなりません。
残クレ返済期間終了時にまとまったお金が必要になるから
残クレは返済期間が終了したら、次の3つの選択肢から車をどうするかを決めます。
- 販売店で新しい車に乗り換える
- 車を返却する
- 残価を清算し、車に乗り続ける
愛着もわくし、せっかくなら乗り続けたい!
車に乗り続けたい場合は、高額な残価を清算しなければならないので、かなりまとまったお金が必要です。
アルファードのような高級車の場合、残価は数百万円に達することがあり、一度にその額を支払うのは容易ではありません。
車の状態によっては、残価分以上の請求が来ることもあります。
- 走行距離が多い
- 車両の損傷が激しい
などの理由で、車の価値が当初の見積もりよりも低下している場合、追加の費用が発生する可能性があります。
なお、残価の支払いは再度ローンで支払えますが、さらに金利が高くなる傾向が…。
このように、残価ローン期間が終わっても車に乗り続けるために、資金繰りに困る可能性がある点が後悔しやすいポイントなのです。
【支払い例】アルファードを残クレで買うと月々いくら?
実際に、アルファードを残クレで購入した場合の支払い例をみてみましょう。
見積条件
- アルファードZモデル
- 新車価格:540万円
- ローン支払い期間:5年
- 頭金:10万円
- ボーナス払い:年間10万円
- 残価率:53%
項目 | 金額 |
---|---|
初回支払額 | 6万4,790円 |
2回目以降支払額 | 5万9,900円(2回目~59回目) |
最終支払額(残価) | 286万2,000円 |
支払総額 | 641万1,890円 |
残価清算も286万円と高額で、かつ利息分の支払いも大きいため、支払総額がかなり高額なのが残念ポイント。
しかし、毎月の支払いは約6万円なので、頑張れば支払える方も多そうですね!
最終的に車を手放すのであれば良いのですが、乗っている内に「やっぱりほしい…」となるのが人間の性。
アルファードに乗り続けるには、それなりの金額を貯金しておく必要があります。
また、この支払い以外にも維持費や修理費用が必要となることに注意しましょう。
僕みたいな貧乏なら、かなり無理しないと乗り続けられない気がしてきた…
ここまでのまとめ
ここまで貧乏な人の場合、アルファードを残クレで購入して乗り続けることは難しいと解説してきました。
再度、理由をまとめると…
- 残クレの返済だけではなく、維持費や修理費用が掛かる
- 初期費用が高くて手が出せない
- 残クレ返済期間終了時にまとまったお金が必要となる
貧乏なら憧れの車に乗ることは難しいの?
ここまでの解説でアルファードに乗ることを諦めている人がいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、支払いが一律で新車に乗り続けられる「カーリース」です。
アルファードに乗るなら残クレじゃなくて「カーリース」を使おう!
自分が選んだ好みの新車を、維持費や初期費用もコミコミの定額で乗れるサービスのことです。
カーリースには次の特徴があります。
- 月々の料金に車両価格や初期費用、維持費がコミコミ
- 急な出費やまとまった出費のリスクがない
- リース契約終了時の選択肢が豊富
このように、カーリースは突発的な出費を避けられるのが大きな特徴といえます。
カーリースに興味が出てきた。貧乏でも大丈夫なの?
貧乏な人には残クレではなく、カーリースをおすすめする理由はこの4つです。
残クレと違って…
- 利息がかからない
- 初期費用0円で新車に乗れる
- 維持費や修理費がコミコミで一定になる
- リース契約終了時にまとまったお金が必要ない
残クレとの違いをくわしく解説していきますね。
残クレと違って利息がかからない
残クレもカーリースも「残価」を設定して、残り部分を支払っていく点は一緒です。
カーリースも残クレも残価を設定するのは同じ
しかし、契約形態が異なる為、「カーリースには利息がない」という大きな違いがあります。
- 残クレは「残価設定型ローン」の略なので、ローンです。
- カーリースは「リース」と名付けられていることからわかるように、レンタルです。
このように、カーリースはローンではなくレンタルなので、毎月の支払いに利息が発生しないのです。
残クレなら車体価格300万すべてに対して利息がかかりますが、カーリースはこれがありません。
残クレは残価部分も含めて、利息が発生するから割高。
リースの方が、低収入な人におすすめです。
初期費用が0円で新車に乗れる
カーリースでは初期費用が0円で新車に乗れることも大きな魅力の1つです。
初期費用が月額料金に含まれているため、残クレと違って、契約時にまとまった資金を用意する必要がありません。
発生する初期費用の違い
カーリース | 残クレ |
---|---|
なし (月額料金に含む) | 車体価格(頭金) |
環境性能割 | |
自動車税 | |
自動車重量税 | |
自賠責保険 | |
印紙代 | |
車庫証明取得費用 | |
納車費用 | |
各種代行手数料 |
初期費用は車の価格の10~20%と言われているので、500万円のアルファードなら50~100万円の用意が必要です。
貯金が少ない人には、かなりの痛手ですよね。
手元にまとまったお金がなくても好きな車に乗れるんだ!
ちなみに、カーリースでも頭金を払うことで月々の支払いを減らせますよ♪
初期費用0円で新車に乗れる手軽さが多くの人にとって魅力的な選択肢なのです。
維持費や修理費がコミコミで一定になる
残クレで車を所有する場合、自動車税、自動車重量税、自賠責保険などの維持費が定期的に発生し、その都度お金を用意しなければなりません。
対して、カーリースは維持費が毎月の支払にコミコミなので、維持費を都度払いせずに済みます。
毎月の支払いに含まれる維持費の例
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 車検費用
- 法定点検費用
カーリースは、これらの費用が月々の支払いに含まれるので、大きな出費のためにお金を貯める必要がありません。
なお、カーリースには、「ファイナンスリース」と「メンテナンスリース」の2種類の契約方法があります。
メンテナンスリースなら、オイル交換やタイヤ交換などの消耗品の費用も月々の料金に含められます。
タイヤ交換時期に大きな出費が無いのは嬉しいね!
カーリースを利用することで、突発的な出費の心配が減り、資金計画が立てやすくなります。
リース契約終了時にまとまったお金が必要ないから
カーリースは、契約終了時にいろいろな選択肢を取れます。
5つの選択肢が用意されている
契約終了時の選択肢 | メリット |
---|---|
①返却 | 廃車や売却手続きが不要 |
②乗換え | 常に新しい車に乗り続けられる |
③再リース | 同条件で引き続き同じ車を使用できる |
④買い取り | 残価を支払って買い取りする |
⑤もらえる | 契約終了後に車をもらえる |
「もらえる」プランは一般的に7年以上の長期契約となりますが、残クレと違い、まとまった金額の支払いが無くてもそのまま自分の物にできます。
また、再リースを選択したとしても、一般的に支払額に変更はありません。
残クレは乗り続けるのに高額な残価を支払うしかないけど、リースのこの選択肢はうれしいね♪
このようにカーリースは、契約終了時に多様な選択肢を選べることが嬉しいポイントですね。
貧乏でもアルファード乗りたい人におすすめのカーリース
カーリースなら貯金が少なくても、収入が低くても新車に乗れることがわかりましたね。
しかし、カーリースはとにかくたくさんの種類があって、どこを使うべきか迷いやすいポイントです。
そこで、収入が低くてもアルファードが手に入りやすいカーリースを、1社だけ厳選して紹介します。
- ニコノリ…とにかく毎月の負担を抑えて憧れの新車に乗りたい人におすすめ!
年収240万円のわたしもオススメするカーリースです。
ニコノリ:とにかく安く!早く!新車を手に入れたい人向け
金額 | 月5,500円~ |
対応車種 | 新車・中古車 |
契約年数 | 1~9年 |
契約終了後の選択肢 | 返却・乗換・延長・もらう |
利用可能地域 | 全国 |
支払い方法 | 銀行引き落とし |
新車が月5,500円という破格で乗れます!
頭金 | ボーナス払い | 契約期間 | 審査 |
選択可 | 選択可 | 1~9年 | とても優しい |
中古車 | 納車 | メンテナンス | 距離制限 |
取扱あり | 最短3日 | 込み | あり |
ニコノリはこんな人におすすめ
- 収入が低く、ローンなど審査に自信がない方
- とにかく毎月の支払いを手軽にしたい方
数あるカーリースの中でも、審査に通りやすいと言われているのが「ニコノリ」です。
ニコノリは他のカーリースと異なり、提携リース先が複数社あるため、審査に通りやすいです。
審査に不安があるなら、まずはニコノリで審査が通るか試してみるのがおすすめ!
また、ニコノリは他社と比べて毎月の支払額をグッと抑えられるのもおすすめポイントのひとつです。
さらにこの安さで、さまざまなサービスを基本の利用料金に含んでいます。
ニコノリのサービスに含まれる内容
オイル交換も付いてきて、ガソリンまで値引きされるのはすごいね!!
\安く新車に乗るならココ!/
【まとめ】貧乏人でもアルファードは買えるが維持が難しい!
本記事では、「アルファードの残クレは貧乏人」という意見がある意味正しいことについて、解説してきました。
本記事のまとめ
- アルファードは高級車であるが残クレなら貧乏でも買える
- しかし、高級車は維持費が高く、急な修理代もかさむため、維持ができない
- 貧乏ならカーリースの利用がおすすめ
- カーリースなら維持費が毎月定額になる
残クレなら無理をすればアルファードに乗れます。しかし、その反面で貧乏だと維持することが難しそうです。
収入が低い自覚があるなら「カーリース」の利用がオススメ。
カーリースなら、初期費用0円で、修理費や維持費など大きな出費に悩む必要がありません。
カーリースを上手く使えば憧れの車に乗れる!