「ヴェゼルは貧乏人が乗る車」という意見が正しいと言える３つの理由

ホンダのヴェゼルは、そのスタイリッシュな外観や快適な走行性能で、高い人気を誇るコンパクトSUV。

しかし、そんな人気車種ですが、SNSや掲示板などには「ヴェゼルは貧乏人の車」という意見も一定数ありますよね。

こんな質問もYahoo!知恵袋にありました。

ヴェゼルは本当に貧乏人の車なのでしょうか…？

結論

「ヴェゼルは貧乏人の車」という意見はある意味、正しいです。

この記事では、ヴェゼルが貧乏人の車の理由について解説していきます。

ヴェゼルが気になる方が最後まで読めば、ヴェゼルが本当に貧乏人の車なのか、あなたが経済的負担を負わずに乗り続けられるかどうか自分の目で判断できますよ。

「ヴェゼルが貧乏人の車」という意見が正しいと言える３つの理由

今、この記事を読んでいる人の多くは「ヴェゼルに乗りたいけど、本当にヴェゼルは貧乏人の車なの？」と疑問に思っている人も多いはず。

当サイトでは、ヴェゼルが貧乏人の車が正しいと結論付けた、主な理由は、以下の3つです。

どういうことなのか、1つずつ解説していきますね。

理由①：新車の販売価格が他のSUV車と比べて安い

ヴェゼルの新車販売価格はグレードやオプションによって変わりますが、約260万円〜約370万円です。

グレード	タイプ	FF	4WD
G	ガソリン	–	2,648,800円
e:HEV X	ハイブリッド	2,888,600円	3,108,600円
e:HEV X・HuNTパッケージ	ハイブリッド	2,998,600円	3,218,600円
e:HEV Z	ハイブリッド	3,198,800円	3,418,800円
e:HEV Z・PLaYパッケージ	ハイブリッド	3,556,300円	3,776,300円

じつは、ヴェゼルは他メーカーのSUVと比べて、購入しやすい価格なのです。

他メーカーのSUV車種の価格との比較

メーカー	車種	グレード	4WD
ホンダ	ヴェゼル	G	2,648,800円～
トヨタ	ハリアー	S	3,729,000円～
マツダ	CX-60	25S S	3,448,500円～
日産	エクストレイル	S / S e-4ORCE	3,759,800円～
スバル	フォレスター	Touring	3,069,000円～

表を見て分かるように、他メーカーのSUVは低グレードでも約300万円ほどの価格設定ですよね。

ヴェゼルは低価格で購入できるSUVとして魅力的ですが、それゆえに、貧乏人の車と言えてしまうのです。

理由②：普及率が高くよく見かける

ヴェゼルは低価格のSUVで人気があるため、非常に普及率が高い車種です。
街中でもよく見かける人が多いはず。

なお、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の統計によると、ヴェゼルは2013年の発売以来、常に上位にランクインする人気車種です。

2023年10月〜2024年3月の販売台数

年月	ランク	販売台数
2024年3月	8位	8,855
2024年2月	6位	7,520
2024年1月	6位	7,458
2023年12月	6位	6,928
2023年11月	5位	9,396
2023年10月	8位	7,085

このようにヤリスやノートなどすべての乗用車販売台数の中でも常に上位にランクインしているため、多くの人が買える一般的な車として認識できます。

そうした背景からヴェゼルは貧乏人の車という意見に繋がっています。

理由③：内装のデザインに高級感がない

価格の高い車は、内装に高級素材が使われています。

それに比べてヴェゼルの内装デザインは高級感に欠けると言う意見が多いです。

そう言われてしまう理由は、内装のデザインが「フィット」とほとんど同じだから。

フィット

ヴェゼル

ダッシュボードなど一部分を除きますが、上の画像で見てみると分かるように、ほとんど同じデザインなのが分かりますね。

ヴェゼルの内装デザインはシンプルで機能的な一方で、高級感に欠けるため、貧乏人の車と言われてしまうのです。

「真の貧乏人」がヴェゼルに乗れない3つの理由

ここまで、ヴェゼルは貧乏人の車という意見が正しいかについて解説してきました。

車両本体価格が安く、多くの人が乗っている車でもあるので、ヴェゼルは貧乏人でも買えると言ってよいです。

しかし、貧乏人がヴェゼルを買っても乗り続けることが難しいです。

貧乏人がヴェゼルに乗り続けるのが難しい理由は以下の3つです。

1. 維持費がかかる
2. 初期費用が高いから
3. 家族が増えても乗り換えられない

1つずつ解説していきます。

理由①：維持費がかかる

車を所有すると、さまざまな維持費が発生します。

主な維持費は以下のとおりです。

ヴェゼルの場合

さらに、2年おきに「車検」が発生します。車検にかかる費用は次の２つ。

• 車検基本料
• 車検時に発覚した修理代・部品代

１つめの「車検基本料」はを受ける場所や車種によって異なりますが、目安はこちらです。

依頼する場所	車検費用の目安
正規ディーラー	35,000～100,000円
車検専門店	20,000～65,000円
ガソリンスタンド	15,000～75,000円
カー用品店	15,000～70,000円

２つめは車検時に修理・交換が発生した場合の費用ですが、車が古ければ古いほど、交換する部品が多くなり、費用が高くなる傾向にあります。

購入費用を安くしようと、何年も型落ちした中古車を買った車だと、車検費用におびえている人も多いですよね。

ここまでの費用を全部合わせると…。

ヴェゼルを購入して乗り続けるには、年間で約30～40万円＋車検修理費がかかることも。

ヴェゼルはオシャレでカッコいい車ですが、高い維持費は収入が少ない人にとっては、大きな負担ですよね。

何十万という出費が重なる年もあるため、貧乏だとヴェゼルを持ち続けるのが困難になるのが分かると思います。

理由②：初期費用が高い

ヴェゼルに限った話ではありませんが、新車でも中古車でも初期費用を準備できないと購入できません。

車の購入時にかかる初期費用は以下のとおり。

初期費用の一般的な金額は、最低でも車両本体価格の10～20％と言われています。

ヴェゼルの低グレードの車両本体価格は約260万円なので、初期費用は26～52万円です。

さらにローンの頭金も必要となると、購入を諦める方も増えるのではないでしょうか…。

理由③：家族が増えても乗り換えられない

お子様が増えた、両親と同居を始めたなど、家族が増えるライフイベントが控えている貧乏な人は、ヴェゼルどころか、車に乗り続けられなくなる可能性があります。

ヴェゼルはスペック上は5人乗りですが、この画像を見ると分かるように後部座席に3人乗るとやや窮屈そうです。

子どもの誕生などで家族が増えると買い替えが必要になりますね。

しかし、買い替えるとなるとまた大きな金額がかかります。
ヴェゼルの新車価格は約260万円と決して高額なわけではないため、買取価格も大きな期待ができません。

そのため、貧乏人だと車の乗り換えハードルがあがりますね。

このように将来的に家族が増える可能性がある貧乏な人は、ヴェゼルに乗ることがマイナス要素になる可能性があります。

ここまでのまとめ

ここまで、貧乏人がヴェゼルに乗り続けるのが難しい理由について解説してきました。

もう一度、乗り続けるのが難しい理由をおさらいします。

貧乏人は車に乗るのを我慢しなきゃ駄目なの？

ここまで読んでヴェゼルに乗るどころか、車自体を購入するのをためらう人もいるはずです。

そんな人には、支払いが一律で、低負担で新車に乗れる「カーリース」がおすすめですよ。

貧乏でもヴェゼルに乗りたいならカーリースを賢く使おう！

カーローンの審査に通らず、車の購入をあきらめていた人もカーリースなら好きな車に乗れます。

貧乏な人にカーリースがおすすめな次の3つの理由を詳しく解説します。

理由①：リース代に維持費が含まれている

カーリースを利用すれば、車の維持費を一定にして、予算が立てやすくなります。

なぜなら、月々のリース代の中に車検や税金などの維持費が含まれているからです。

車を購入した場合は、以下の維持費がドドンとのしかかる年が出てきます。

• 自動車税
• 車検費用
• 自賠責保険

しかし、カーリースを利用すればこれらの維持費が毎月の支払に含まれるので、ずーっと一定。

そのため、毎月の支払額を一定に抑えられるので、貯金に不安がある人でも安心して車に乗り続けられます。

理由②：初期費用を抑えられる

カーリースを利用すれば車購入時の初期費用は抑えられます。

車の購入には頭金はもちろん、車の登録に必要な初期費用がかかります。

最初に支払う初期費用

上記の初期費用はローンを組めないので、実費で用意する必要があります。

しかし、カーリースを利用すればこれらの初期費用も頭金も不要で乗り出し時に支払うのは月々のリース代のみです。

頭金が用意できない人、初期費用を抑えたい人は月々一律料金で車に乗れるカーリースを利用してみてください。

理由③：ライフスタイルに合わせて乗り換えできる

カーリースは車の購入と違い、ライフスタイルに合わせて新しい車に乗り換えられる特徴もあります。

たとえば、契約期間を３年にすれば、３年後には新しい車に乗り換えられます。

また、月1,000円追加しておけば、好きなタイミングで別の車に乗り換えられるプランのあるリース会社も。

なお、購入した車の乗り換えは廃車や売却の手続きが必要で時間と手間がかかります。

しかし、カーリースなら車をリース会社に返却するだけで簡単♪

自分のライフスタイルに合わせて、手軽に車を乗り換えていきたい人にもカーリースがおすすめです。

カーリースについては、貧乏人こそカーリースをうまく使うべき５つの理由！貧乏でも審査に通る？でかなり詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

貧乏だけどヴェゼルに乗りたい人におすすめのカーリースは？

カーリースなら貧乏な人でも、少ない出費で新車や憧れの車に乗れることが分かりました。

しかし、カーリースはとにかくたくさんの種類があります。

そこで、収入が低くてもヴェゼルに乗りたい人に向けて、1社だけ厳選してカーリースを紹介します。

ニコノリ：とにかく安さ重視の人におすすめ

頭金	ボーナス払い	契約期間	審査
選択可	選択可	1～9年	優しい
中古車	納車	メンテナンス	距離制限
取扱あり	最短3日	込み	あり

ニコノリはこんな人におすすめ

数あるカーリースの中でも、審査に通りやすいと言われているのが「ニコノリ」です。

ニコノリは他のカーリースと異なり、提携リース先が複数社あるので審査に通りやすいのが最大の特徴。

また、ニコノリは他社と比べて毎月の支払額をグッと抑えられるのもおすすめポイントのひとつです。

以下の表は、ヴェゼルを5年リースした場合の月の支払額の一覧です。

	新車（ボーナス払いあり）	新車（ボーナス払いなし）
ニコノリ	12,100円～	29,628円～
定額カルモくん	ー	37,960円～
リースナブル	19,800円～	32,780円～
ピタクル	ー	38,500円～
オリックスカーリース	ー	53,020円～

ニコノリはこの安さで、さまざまなサービスを基本の利用料金に含んでいるのもおすすめポイントのひとつです。

ニコノリのサービスに含まれる内容

【まとめ】ヴェゼルが貧乏人が乗る車なのか検証

本記事では「ヴェゼルが貧乏人の車」という意見が正しいことについて解説してきました。

本記事のまとめ

ヴェゼルは価格が安く普及率も高いため、貧乏人の車という認識が強いです。

それでも収入が低いと、初期費用を用意できなかったり維持費を支払ったりが難しくなります。

初期費用や維持費の支払いが難しいなら「カーリース」がおすすめです。

カーリースなら初期費用が0円、維持費も月々のリース代に含まれているのでお金の心配をしなくても大丈夫ですよ。