ベンツCLAが貧乏人の車という意見はじつは正しい！？貧乏な人が乗る悲劇とは？

「ベンツCLAは貧乏人の車である」という意見をSNSなどでたまに見かけますよね。

yahoo知恵袋にもこんな投稿がありました。

実際に乗っているこの人は、散々な言われっぷりのようですね。

「え？なんで？」「ベンツなのに？」と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。

結論を言うと「ベンツCLAが貧乏人の車」という意見は、ある意味正しいです。

本記事では、この意見が正しいと言える理由や、貧乏でもベンツに乗り続けられる真実を解説していきます。

この記事を読むと、低所得の人がベンツCLAに乗るとどうなるのかが、すっかり理解できますよ。

「ベンツ CLAが貧乏人の車」という意見が正しいと言える３つの理由

「ベンツCLAが欲しいけど、本当に貧乏人の車なの？」

今この記事を読んでいる多くの人が、こんな疑問をいだいているはず。

でも、残念ながら「ベンツ CLAが貧乏人の車」という考えはあながち間違っていません。

その理由を次の3つに分けて解説します。

理由①ベンツの中でも最安価格帯の車だから

まず、CLAはメルセデス・ベンツの中でも最安価格帯の位置づけであることが、貧乏人の車といえる理由といえます。

日本で高級車といわれる車種の価格は非常に高額です。それに対して手ごろな価格のCLAは、他のベンツのモデルや、同等の高級車といわれるブランドと比較して「安い」と見られがち。

例えば、ベンツの高級モデルのSクラスと比較すると、よくわかります。

つまり、メーカーのベンツがCLAを、エントリーレベルの消費者をターゲットにしているため、CLAは貧乏人の車といえるのです。

理由②エントリーモデルのひとつで、性能に物足りなさを感じるから

次に、ベンツCLAはエントリーモデルの位置づけなので、性能に物足りなさを感じるのも貧乏人の車といわれる理由です。

例えば、他メーカーの同レベル車種と比較すると、馬力不足を確認できます。

馬力不足により「加速する際に物足りなさを感じる」「坂道や高速道路の合流時のエンジン音がうるさい」といった意見も聞かれるのです。

このように性能に対する批判もあることから、ベンツCLAは貧乏人の車と言われてしまうのです。

理由③中古車なら月2万円台で乗れるから

いくらエントリーモデルといわれても、ベンツCLAの新車価格は約600万円。

「全然庶民向けじゃないよ…」という声が多く聞こえてきそうです。

そう、CLAがデビューした2013年時点では、CLA180が335万円でしたが、年々値上がりしていき、ついには2024年時点CLA180は573万円からと238万円も値上がりました。

貧乏な人にはとても買えない額ですが、中古車に目を向けると、急に手が届きそうに感じてしまうんです。

それはベンツCLAが外国車だから。

外国車が中古で安く買える理由

一般的に、中古車は、基本的に車検前の年式がお買い得になる傾向があります。

例えばこちらは7年落ちの中古車です。

これは頭金192,000円の96回払いに設定したものです。

どんなに古くてもベンツはベンツ。
それを自慢する層が一定数いるのです。

このように古い中古車を購入して、自慢そうに乗り回している人が存在するため、「貧乏人の車」という意見があるのです。

「真の貧乏人」がベンツ CLAに乗れない３つの理由

これまで「ベンツCLAが貧乏人の車という意見は正しい」という解説をしてきました。

つまり、ベンツCLAは、貧乏でも買おうと思えば手を出せる車といえます。

「貧乏人」はたとえベンツCLAを買えても、「乗り続ける」ことができません。

ここからは貧乏人だとベンツCLAに乗れない理由を3つに分けて説明していきます。

理由①頭金や初期費用が必要…

いざベンツCLAに乗ろうと思っても、車を購入するには高額な初期費用がかかります。

具体的には以下の通り。

つまり、車両価格だけでは済まないってことです。

これらの初期費用は一般的に、車両本体価格の10〜20％の割合でかかると言われています。

例えば、新車のベンツCLA180の場合、車両本体価格は573万円。

まったくオプションをつけなかったとしても、初期費用が約60〜110万円はかかってしまうと考えておかなければいけないことになります。

たとえ新車でなくても、程度のよい中古車は高額ですから、同じことがいえます。

もしローンで購入して、月々の支払額を少なくしたいなら、頭金をたくさん用意する必要もありますね。

理由②自動車ローンの利息が割高⁉

また、いざローンを組めたとしても、収入が少ないなら月々の支払いを少なくしたい人が多いですよね。

しかし、その場合、支払回数をできるだけ多くしなければならず、その分の利息が高額に…

例えば、ベンツCLA200ｄをスタンダードなローンでシュミレーションしてみると…

たとえ200万の頭金を用意し、ボーナスで15万円支払額を増やして、月々の支払いを31,800円に抑えても、分割手数料が656,219円…とかなり高額になってしまいます。

支払回数が増えれば増えるほど、分割手数料はかさむ一方。

したがって、貧乏な人がベンツCLAを買おうとすると、余計な金額の支払いを目の当たりにし購入意欲がそがれてしまうのです。

理由③部品が高価で、修理費用が国産車と比べ高額に！

新車をあきらめて、中古車の安いのを購入できたとしても、安心は禁物。

実はベンツをはじめとした外国車によくあるのが、車検時や突発的な故障の際の修理費が高額になることなのです！

なぜなら、外国車は部品も海外から取り寄せなくてはならず、どうしても費用が高くなってしまうから。

特にベンツのようなヨーロッパ車の場合、以下の部品などは消耗品として設計されています。

これらは国産車よりも減りやすく、メンテナンス費用もかさむ傾向に。

さらに、そもそもベンツはドイツ製なので、日本の環境に沿った開発がされていません。

ドイツと日本を比較すると…

	ドイツ	日本
気候	夏は湿気もなくさわやかで過ごしやすい	夏は高温多湿で厳しい環境
交通事情	信号は少なめアウトバーンなど、安定した高速走行が可能なところが多い	市街の交通量の多い場所で、渋滞が頻発している高速道路も渋滞しがち

この様な違いがありますが、当然ベンツはドイツの気候の中で開発されているので、基本的に高温多湿な日本の環境に合わせた開発はしていません。

国産車は、過酷な日本の環境に耐えうる部品開発をすすめています。

ましてや「安いから」という理由で、何年も型落ちした中古車を購入してしまうと、修理地獄とも呼ばれる出費の悲劇が…。

たとえローンで月々の支払いを少なくできても、修理に何十万もかかっていては維持することは現実的に厳しくなってしまいますね。

ここまでのまとめ

ここまで、貧乏人がベンツCLAに乗るのが難しい理由を説明してきました。

もう一度おさらいすると…

貧乏人は車に乗ること自体をあきらめたほうがいいのかな…。

ベンツCLAに乗れない理由を知って、車そのものに乗ることすらあきらめてかけている人がいるかもしれません。

そんな人におすすめなのが、新車を一律の支払額で乗り続けられる「カーリース」です。

貧乏ならカーリースを上手に使おう！

そのため、たとえ貧乏でもカーリースなら、高額であきらめていた車や本当に欲しい車に乗れる可能性が広がります。

そのほか、貧乏な人にカーリースをおすすめする理由は、次の3つです。

カーリースが貧乏な人におすすめな理由

理由❶頭金や初期費用が不要！

車を購入する際、通常は頭金や初期費用がかかってしまいます。

しかもその金額はこれまでに説明してきた通り、かなり高額です。

それに対して、カーリースの場合、月額料金に含まれるので、初期費用が不要です。

したがって、あらかじめまとまった資金がなくても、希望の新車に乗り始めることができます。

理由❷ローンと比較して支払う車両価格が安くすむ！

カーリースが、車の本体価格から残価（リース終了時の車両の価値）をマイナスして、残った車両価格を支払っていく仕組みなのが大きな特徴。

ですから、残価の分だけローンよりお得に新車に乗ることができます。

たとえ貧乏でも、カーリースなら予算オーバーであきらめていた車や本当に欲しい車に乗れる可能性が広がります。

理由❸プランによっては車検代やメンテ代も月額料金に含めて定額化に！

ローンで車を購入すると、修理費やメンテナンス代は別に用意が必要です。

先ほども触れたように、ベンツの場合は、国産車と異なりメンテナンスにかかる費用が馬鹿になりません。

しかしカーリースの「メンテナンスリース」というプランなら、点検整備、部品代などメンテにかかる費用も月額料金にコミコミにできます。

例えば、車のメンテナンスの基本に、エンジンオイルの交換がありますが、交換時期になっても、お金がなくてついつい後回しにしてしまうことありませんか？

でも、メンテナンスリースをつけていれば、追加費用かからずに常に車を健康な状態に保てます。

カーリースについては、貧乏人こそカーリースをうまく使うべき５つの理由！貧乏でも審査に通る？でかなり詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

貧乏な人におすすめのカーリース２選

カーリースなら貧乏な人でも、少ない出費で新車や憧れの車に乗れることが分かりました。

しかし、カーリースはとにかくたくさんの種類があります。

そこで、収入に不安がある人に向けて、おすすめのカーリースを2つに厳選して紹介します。

ニコノリ：とにかく安さ重視の人におすすめ

頭金	ボーナス払い	契約期間	審査
選択可	選択可	1～9年	優しい
中古車	納車	メンテナンス	距離制限
取扱あり	最短3日	込み	あり

ニコノリはこんな人におすすめ

数あるカーリースの中でも、審査に通りやすいと言われているのが「ニコノリ」です。

ニコノリは他のカーリースと異なり、提携リース先が複数社あるので審査に通りやすいのが最大の特徴。

また、ニコノリは他社と比べて毎月の支払額が抑えられるのもおすすめポイントのひとつです。

ボーナス払いを併用すれば、月5,000円代で新車を乗り始められます。

	新車（ボーナス払いあり）	新車（ボーナス払いなし）	中古車
ニコノリ	5,500円～	14,766円～	5,500円～
定額カルモくん	ー	14,470円～	12,000円～
KINTO ※7年リース	14,740円～	33,110円～	41,910円～
リースナブル ※5年リース	6,600円～	26,180円～	6,600円～
MOTA	7,370円～	14,630円～	ー
ノルカ	ー	34,100円～	34,800円～
オリックスカーリース	6,600円～	14,630円～	11,550円～
cool-mint	ー	19,580円～	16,720円～

ニコノリはこの安さで、さまざまなサービスを基本の利用料金に含んでいるのもおすすめポイントのひとつです。

ニコノリのサービスに含まれる内容

SOMPOで乗ーる：ベンツに乗りたい人におすすめ

SOMPOで乗ーるはこんな人におすすめ

じつは、ベンツやレクサスなど高級車を選択できるカーリースは非常に少ないです。

しかし、「SOMPOで乗ーる」なら外車を含め、およそ300種類の中から乗りたい車を選べます。

多くのカーリースは契約期間が3年・5年など固定されていますが、SOMPOで乗ーるの契約期間は、1～9年の中から選べるから無駄が出ません。

4年で契約したいのに、5年契約を選ぶしかない…なんてことも。

【まとめ】ベンツCLAに乗りたいなら、カーリースを利用して賢くコストを押さえよう！

本記事では「ベンツCLAが貧乏人の車という意見が正しいと言える3つの理由」について解説してきました。

本記事のまとめ

ベンツCLAはある意味で貧乏人の車だと言えます。しかし、維持費まで考慮すると低収入では厳しいといえます。

ベンツに限らず、低収入の人には「カーリース」の利用がおすすめの選択肢です。

カーリースなら、初期費用もかからず、修理やメンテナンスの資金を用意する必要もないので安心してカーライフを満喫できますね。