ベンツBクラスが貧乏人の車ってホント？実は本当に低収入の人が乗る車なんです

ベンツBクラスは貧乏人が乗る車なのでしょうか？

結論

ベンツBクラスは、貧乏人が選ぶ車としての一面があると言ってよいでしょう。

この記事を読むと、ベンツBクラスは貧乏人の車なのかどうかや、貧乏人がベンツBクラスに乗るとどうなるかが分かります。

また、貧乏人でもベンツBクラスに乗れる方法も紹介しているため、ベンツBクラスに興味のある方は参考にしてみてください。

「ベンツBクラスが貧乏人の車」という意見が正しいと言える３つの理由

ベンツBクラスはなぜ貧乏人の車といえるのでしょうか。

ベンツBクラスは貧乏人が選ぶ車としての一面があるのは事実です。
その理由を次のポイントで解説していきます。

理由①：ベンツBクラスの価格が手頃だから

ベンツBクラスの価格は、ベンツの中でも比較的手頃で、新車価格は約546万円スタート。

十分高いと思うかもしれませんが、他のベンツ車種と比較してもリーズナブルな価格帯なんですよ。

Bクラスは、ベンツの中でエントリーモデルとして位置付けられており、次のような人につくられた車種です。

このように手が届きやすい価格帯でありながら、ベンツブランドの品質やステータスを手軽に楽しめる点が魅力となっています。

しかし、高級車を楽しむ層からすると、ベンツBクラスは貧乏人が乗る車だとみられてしまうことは否定できません。

理由②：高級セダンとのイメージの乖離があるから

1980年代のバブル期には、高級セダンとしてのベンツが爆発的な人気を誇りました。

ベンツはセダンタイプが主流であり、そのイメージが強く残っている人も多いでしょう。

しかし、ベンツBクラスはコンパクトカーのデザインを採用しており、従来のセダンタイプのイメージから大きくかけ離れたデザインです。

外観だけを見れば、普通の車と見間違えられるかもしれません。

従来のイメージと異なるコンパクトカーのBクラス

このようにファミリー向けのコンパクトカーとしての側面が強調され、一般的なベンツと比較して貧乏人というイメージが付いてしまうのです。

理由③：中古価格が下落しているから

ベンツBクラスは、中古市場で価格の下落が目立っています。
他の高級車と比較しても異例の速さで下落しているのが現状です。

例えば、価格がグッと下がると言われている７年落ちの中古車の場合、150万円前後で買えます。

一般的にも次の理由で外車は中古市場で価格が下がる傾向にあります。

外車の故障率は現在では改善されていますが、昔のイメージが残っていることが中古市場の価格に影響しているようです。

このように、中古のベンツBクラスなら手に届きやすい価格なんです。

本来ならベンツに乗れない人でも、中古車を安く買って「俺、ベンツなんだぜ」と自慢している層が一定数いることも、貧乏人のイメージが付いている原因ですね。

「真の貧乏人」がベンツBクラスに乗れり続けられない3つの理由

ここまでは「ベンツBクラスは貧乏人が乗る車だ」と言えてしまう理由を解説してきました。

ここからは、貧乏人がベンツBクラスに乗れない理由を解説していきます。

エントリーモデルであることや、中古市場の価格が安いことで貧乏人でも買えることがこれまでの内容で分かりましたが、乗り続けることが難しいのが現実です。

真の貧乏人がベンツBクラスに乗れない理由を3つ紹介します。

貧乏人がベンツBクラスに乗れない理由

理由①：ベンツBクラスの維持費が高いから

外車というと、維持費が高いと言われていますが、ベンツBクラスはどのくらいかかるのか、維持費を実際に見ていきましょう。

毎年かかる税金や自賠責保険ですが、排気量や重さで計算されるのでベンツだから高いというわけではありません。

ベンツBクラス B200dの場合にかかる税金など

では、ベンツの維持費が高くなるのは何か？というと、2年に1度やってくる「車検」です。

車検には次のふたつの費用がかかります。

１つめの「車検基本料」は受ける場所や車種によって異なりますが、目安はこちらのとおりです。

依頼する場所	車検費用の目安
正規ディーラー	35,000～100,000円
車検専門店	20,000～65,000円
ガソリンスタンド	15,000～75,000円
カー用品店	15,000～70,000円

そして、ベンツで怖いのが2つ目の車検時に発覚した交換部品・修理代です。

部品の価格が国産車に比べて高額なため、大きな破損が発生した場合はかかる費用が高額になる可能性があります。

SNS上の情報を調べたところ、7年落ちベンツAクラスで70万円と高額になってしまい嘆いてる人もいました。

ベンツBクラス B200dにかかる維持費の想定

ベンツBクラスを購入する際には、購入価格だけでなく、定期的な車検や突発的な事故などの急な出費も含めて予算を慎重に考慮する必要があります。

理由②：中古車の場合は故障リスクがあるから

中古車はたださえ故障リスクがあります。

特に、ベンツBクラスは、前期型でブレーキ関連のリコールが実施されたこともあり、信頼性に不安があることは事実です。

仮に部品交換が必要になった場合、外車の修理費用は国産車よりも高額になる傾向があります。

ただし、適切な定期的なメンテナンスを行えば、10万kmまでは各部品が問題なく使用できる可能性が高いです。
さらに、15年程度の長期間にわたって使用可能とする意見も存在します。

中古車を購入する際には、走行距離をよく確認し、経年劣化に伴う摩耗や損傷にも注意を払う必要があります。
代表的な故障箇所は次の通りです。

これらの要因が重なり、中古車の場合は故障リスクが高まる可能性があります。

理由③：頭金や初期費用が大きいから

中古車は故障リスクがある一方で、不安が少ない新車の場合は初期費用が高額です。

初期費用の一例

一般的に、初期費用は車両代金のおよそ1割から2割を想定しておかなければなりません。

さらに、車をローンで購入する場合には、頭金も必要です。頭金を支払うことで、金利負担が軽減されるほか、ローン審査も通りやすくなる傾向があります。

一般的に、頭金の目安は総支払額の2割から3割です。
つまり、ベンツBクラスの新車の場合、初期費用込みで600万円の車を購入する際には、頭金として120万円程度は用意しなければなりません。

ここまでのまとめ

貧乏人がベンツBクラスに乗るのは難しいことを説明してきました。

内容をまとめると次の通りです。

「貧乏だけどいい車に乗りたい！」「新車が欲しい！」

そんな人は、頭金が掛からず修理費用やメンテナンス、維持費が毎月定額の「カーリース」がおすすめです。

貧乏ならカーリースでお得に車をゲットしよう！

貧乏な人にカーリースをおすすめする理由が次の３つです。

それぞれのポイントをみていきましょう！

理由❶：自動車税などの維持費が定額になる

カーリースの場合、維持費は通常、月々の定額料金に含まれています。
そのため、毎月の支払い額を把握しやすく、予算を立てやすいことがメリットです。

通常、自動車税や自賠責保険の維持費は一括で支払う必要がありますよね。
しかし、カーリースではこれらの維持費に加え、車検代などの大きな出費も、月々の料金に含まれているのです。

特に車検は数年ごとに必要で、数万円から十数万円の費用が掛かることが一般的。

カーリースでは車検も月々の支払いに含まれているため、突発的な出費を心配することなく車を利用できるのが、収入が低い人にぴったりの理由です。

理由❷：修理費による急な出費がない

カーリースの「メンテナンスリース」という契約を選ぶと「修理費による急な出費がない」という大きなメリットがあります。

メンテナンスリースでは、月々の定額料金に、税金や車検の維持費用だけでなく、点検整備、オイル交換、消耗品交換などのメンテナンス料金も含まれています。

そのため、メンテナンスリースでは、予期せぬ修理費用や点検整備の費用が月々の支払いに含まれているため、急な出費の心配がありません。

ただし、メンテナンス内容は契約するカーリース会社によって異なるため、事前にどのようなサービスが提供されるかを確認することが重要です。

主なメンテナンスの対象は次の通り

理由➌：乗り出し価格が安い

カーリースとカーローンは比較されがちですが、その違いは初期費用や頭金の有無にあります。

通常、ローンでは車両購入時に初期費用が必要であり、その初期費用を含めた金額に対して頭金が必要です。

一方、カーリースでは基本的に頭金や初期費用が必要ありません。そのため乗り出し時に大きな出費がなくなります。

浮いたお金を別の用途に回したり、ワンランク上の車を選択したりすることも可能となるでしょう。

なお、まとまったお金がある場合は、カーリースでも頭金を支払って定額料金を低く抑えられます。
あなたのお財布事情に合わせて、選べるのも嬉しいポイントですね。

カーリースについては、貧乏人こそカーリースをうまく使うべき５つの理由！貧乏でも審査に通る？でかなり詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

貧乏な私がおすすめするカーリース２選

カーリースなら貧乏な人でも、少ない出費で新車や憧れの車に乗れることが分かりました。

しかし、カーリースはとにかくたくさんの種類があります。

そこで、収入に不安がある人に向けて、おすすめのカーリースを2つに厳選して紹介します。

ニコノリ：とにかく安さ重視の人におすすめ

頭金	ボーナス払い	契約期間	審査
選択可	選択可	1～9年	優しい
中古車	納車	メンテナンス	距離制限
取扱あり	最短3日	込み	あり

ニコノリはこんな人におすすめ

数あるカーリースの中でも、審査に通りやすいと言われているのが「ニコノリ」です。

ニコノリは他のカーリースと異なり、提携リース先が複数社あるので審査に通りやすいのが最大の特徴。

また、ニコノリは他社と比べて毎月の支払額が抑えられるのもおすすめポイントのひとつです。

ボーナス払いを併用すれば、月5,000円代で新車を乗り始められます。

	新車（ボーナス払いあり）	新車（ボーナス払いなし）	中古車
ニコノリ	5,500円～	14,766円～	5,500円～
定額カルモくん	ー	14,470円～	12,000円～
KINTO ※7年リース	14,740円～	33,110円～	41,910円～
リースナブル ※5年リース	6,600円～	26,180円～	6,600円～
MOTA	7,370円～	14,630円～	ー
ノルカ	ー	34,100円～	34,800円～
オリックスカーリース	6,600円～	14,630円～	11,550円～
cool-mint	ー	19,580円～	16,720円～

ニコノリはこの安さで、さまざまなサービスを基本の利用料金に含んでいるのもおすすめポイントのひとつです。

ニコノリのサービスに含まれる内容

SOMPOで乗ーる：ベンツに乗りたい人におすすめ

SOMPOで乗ーるはこんな人におすすめ

じつは、ベンツやBMWなど輸入車を選択できるカーリースはまだまだ少ないです。

しかし、「SOMPOで乗ーる」なら輸入車・国産車およそ300種類の中から好きな車を選べます。

契約終了後はそのまま自分のものにもできるので、予算が少ないけどベンツが欲しい！という人は要チェックです。

また、多くのカーリースは契約期間が3年・5年など固定されていますが、SOMPOで乗ーるの契約期間は、1～9年の中から選べるので無駄が出ません。

【まとめ】ベンツBクラスは貧乏人でも買えるが故障リスクに注意！

本記事では、「ベンツBクラスが貧乏人の車である」という一面があることについて、解説してきました。

本記事のまとめ

ベンツBクラスは中古車市場では価格が下落しているため、貧乏でも買える車です。
ただし、車検や税金の維持費、消耗品の交換など乗り続けるにはさらにお金が必要なのが事実。

カーリースなら、頭金や初期費用が掛からずに乗れることや、維持費や修理費用が定額になるため急な出費がなくなることがメリットです。大きな出費を心配することなく好きな車に乗れるカーリースをぜひ利用してみてください。