- 残クレは貧乏人が使うローンといわれる意味が知りたい人
- お金はないけど車には乗りたいと思っている人
- 貧乏人でも安心して車に乗れる情報が欲しい人
Yahoo!知恵袋にはこんな質問が投稿されていました。
これから車を購入しようとしている人の中には、残クレで購入を検討している人もいるでしょう。
SNSでは残クレについて色々な意見が投稿されているので、このような疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?
結論から言うと「残クレは貧乏人の買い方」という意見は、ある意味正しいです。
貧乏人の買い方とかあるの!?
本記事では、残クレで車を購入するのがなぜ貧乏人の買い方と言えるのか、あとでどんな後悔をすることになるのかを解説していきます。
この記事を読めば、残クレについてしっかり理解できますよ!
残クレは貧乏人が使うローンと言われている3つの理由
そもそも、残クレって何?
残クレとは「残価設定型クレジット」の略です。
月々のローンの支払いを抑えられる、新しいローンとして利用者が増えています。
カーローン利用者の半数が残クレを使うと答える販売店も…
「今はローンを使うお客様の大半が残価設定を選ぶ。現金購入と残価設定ローンの割合は、各50%程度だが、車種によっては残価設定のお客様が上まわる」
引用:WEB CARTOP
そんな利用率の高い残クレが、「なぜ貧乏人が使うローン」と言われているのでしょうか。
詳しい理由を次の3つに分けて解説していきます。
- お金があれば一括払いできるから
- 月々の費用を抑えられ、本来手の届かないグレードの車に乗れるから
- 見栄を張って高級車を乗り回しているイメージだから
理由① お金があれば一括払いできるから
一つ目の理由は、そもそもお金を持っていれば車の代金を一括払いできるからです。
残クレは、ローン支払い終了時点における車の価値(残価)を事前に決めます。
そして、その残価を差し引いた残りの金額を、3年~5年程度の短期ローンで分割払いしていく仕組みです。
通常のカーローンに比べて、毎月の支払いをグッとおさえられるメリットがあります。
一見、とても良さそうな仕組みですが、デメリットがあるのは事実。
- 利息がすごく高い
- 自分の物にするには、最後に数百万の支払いが必要
- 返却するにしても、キズや走行距離が長ければ追加支払いが必要
この様なデメリットがあるので、お金がある人は最初から一括、もしくは月々の支払いが髙くてもカーローンで買ってしまいます。
しかし、貧乏だと資金がないので、月々の支払いが抑えられる残クレを選択することになるのです。
理由② 月々の費用を抑えて本来手の届かないグレード車に乗れるから
残クレは、500万円の車体価格から300万円の残価を差し引いて、200万円分のローン払いで車に乗れるシステム。
月々の支払いを抑えられるので、自分の資金力では手の届かないグレードの車でも乗れてしまいます。
そのため「貧乏人が高級車に乗っていると残クレだ」と言われるのです。
例えば、家族みんなで乗れる高級ミニバンのアルファード。
残クレを使えば、ボーナス払いなしでも、月5万の支払いで新車に乗れます。
※同じ条件のカーローンだと月10万円の支払い
月5万なら乗れそうだよね。
5年後に286万円を支払わないと、自分の物にならないんだけどね…。
あ、そうなの…。
したがって、残クレを使うと、本来の資金力より上の車に乗れるので、貧乏人のローンと言われてしまうのです。
理由③ 見栄を張って高級車を乗り回しているイメージだから
さらに、残クレを使った人に対するイメージで、次のような意見も見られます。
おそらく残クレで
— mori │ たまに狩りする農耕民族 (@mori00013519) April 3, 2024
買ったであろうヴェルファイアで爆音ならしながら
走ってる20歳のトピ職の
にーちゃんが近所にいるけど
どう考えても
オーバースペックで
身の丈にあってないので
かわいそうになる
僕は移動ツールに金かけるのは
嫌なので中古車にしてます
SNS上では、このような意見が多く見られます。
特に「若い世代が見栄を張って高級車を残クレで乗っている」というイメージが強いようです。
実際、本来の経済力以上の車に乗ると、気が大きくなりやすいもの。
このように、残クレを使う人は貧乏人、というイメージにつながりやすいのです。
貧乏人が残クレを使うと後悔する3つの理由
ここまで紹介してきたように、貧乏だからこそ残クレを使っているイメージがあり、実際に残クレを選択している人はたくさんいました。
しかし、実は貧乏人が残クレを使うと後悔する場合があります。
え!そうなの!?
そこで、貧乏人が残クレを使うと後悔する理由について3つ解説していきます。
- 乗り換えるときにメーカーを選べない可能性あり
- 購入時の初期費用や税金や維持費は別にかかってしまう…
- 残価分の支払いがなくなるわけではない!?
理由①乗り換えるときにメーカーを選べない可能性あり
残クレで購入した車を乗り換えたい場合、原則として車を購入した販売店で車を下取りしてもらい、そこで次に乗る車を選ぶ流れになります。
そのため、残クレで購入した車と同じメーカーの車しか選べません。
仮に、違うメーカーに乗り替えたい場合は、残りのローンや契約満了後の清算金などすべて一括払いが必要です。
他社に乗り換える場合に大きな資金が必要なので、貧乏だと「残クレ辞めればよかった…」と後悔するポイントになってしまうのです。
実際、次のような投稿がSNSで見られます。
同じメーカーになが〜く縛らせるための
— *naochika* (@naomin4411) May 26, 2023
ありがたくないやつですね”(ㆆᴗㆆ)
メーカーの想いとしても、残クレで購入する人には、続けて同じメーカーで乗り続けてほしいもの。
ですから、契約段階から同じメーカーで乗り継ぐ方がお得になるように設定されているのです。
乗り換えるときに自由にメーカーを選べないのは嫌だな…
理由②購入時の初期費用や税金や維持費は別にかかってしまう…
ぜっかく残クレで車体にかかる毎月の支払を抑えても、初期費用は一括で支払う必要があるのも、貧乏な人に辛い事実です。
初期費用は、車体価格の10~20%と言われています。
200万の車なら20万円くらいはかかりますね。
しかも、車は買っただけで終わりではありません。
購入費用以外に次のような維持費が必要です。
- 税金
- 車検費用
- メンテナンス料
- 修理費用
- ガソリン代 等
このように、月々の支払いの他に、故障や車検等のメンテナンス費用や税金が別に必要になるのです。
しかも、故障はいつ起きるかわからないしね…。
貧乏人が残クレで無理して車を手に入れると、初期費用や維持費の支払いに苦しむことになるのです。
実際に苦しんでる人の声
理由③残価分の支払いがなくなるわけではない!?
残クレは返済期間(一般的に3~5年)が終了すると次の3つの選択肢から選ぶことになります。
- 車を返却する
- 残価を清算して、車に乗り続ける
- 販売店で新しい車に乗り換える
愛着がわいてきているから、乗り続けたいなぁ
乗り続けたい場合、高額な残価を清算する必要があります。
もしも、月々の費用が抑えられるからと高級な車に乗っていたなら、その額は数百万になることも…。
さらに残クレには返却した車の状態によって、追加で請求される「残価精算」が存在します。
以下のような状態の車の場合、最初に設定した残価よりも下取り価格が下回るため、残価との差額の支払いが必要なのです。
残価精算の一例
- 走行距離が基準より多い
- 車のキズなどの損傷がある
残クレって、最後に支払うものが沢山あるんだね…。
さらに、残クレで支払うローンは残価を除いた分にかかっていますが、利息は車両全体にかかっているため、利息分が割高になるデメリットも。
例えば、300万円の車で、5年後の残価が150万円で設定されている場合、ローンは差額の150万円だけですが、利息は300万円全体にかかるのです。
このように、車に乗り続けるために結局まとまった資金が必要になるので、貧乏人は後悔することになるのです。
ここまでのまとめ
ここまで貧乏な人の場合、残クレを使うと後悔する理由を解説してきました。
後悔する理由をおさらいしていきましょう!
理由①乗り換えるときにメーカーを選ぶことができない
理由②税金や維持費は別にかかってしまう…
理由③残価分の支払いがなくなるわけではない!?
そもそも、車に乗ること自体がお金がかかるものだよね。
…ってことは、貧乏人は車に乗れないのかな?
安心してください!まだ、あきらめなくていいんです。
そんな人におすすめなのが、新車を一律の支払額で乗り続けられる「カーリース」です。
貧乏人なら残クレではなくカーリースがおすすめ
自分が選んだ好みの車を、一定期間定額で乗れるサービスのこと。
カーリースは残クレと同じように車体価格から「残価」を差し引いて、残りの価格を分割して支払っていく手法です。
え?じゃあ、何が違うの?
その特徴は
- 頭金や初期費用が不要
- 月々の料金に、税金や車検など維持費がコミコミ
- 月々の支払いのみで済むので、急な出費やまとまった出費のリスクがない
の3つです。
カーリースを活用すれば、貧乏で車に乗ること自体をあきらめていた人でも乗れる可能性が出てきます。
しかも、残クレと比べて、カーリースには次のようなおすすめポイントがあります。
- 好きなメーカーや車種を選べる
- 税金や維持費も月の費用に含まれているから安心!
- 残価分の支払いは不要だから
理由❶好きなメーカーや車種を選べる
カーリースでは豊富なメーカー、車種が用意されています。
もちろん新車を買うのと同様に、好きなオプションも付けられます。
したがって、あなたが乗りたいと思った車にチャレンジしやすいです。
もちろん、契約を満了すれば自由に別のメーカーに変えられますよ。
なお、残クレと同じように契約途中での乗り換えには、残りのリース料の一括払いが必要です。
しかし、カーリースの中には契約途中での乗り換えでも違約金が発生しないサービスもあります。
違約金が発生しないカーリースの例
リース会社 | 途中解約のルール |
---|---|
ピタクル | 結婚・他県への転居などライフスタイルの変化があったときの途中解約金が免除される |
MOTAカーリース | 契約満了2年前の解約から途中解約金が免除される |
オリックス・カーリースオンライン | 契約満了2年前の解約から途中解約金が免除される |
このように、契約途中でメーカーを変えることも、車種を変更できるのも魅力的ですよね。
カーリースは残クレのように月々の支払いを抑えられるメリットも持ち合わせています。
したがって、子育て等のライフイベントの変化や趣味の変化にも柔軟に対応しやすいので、貧乏な人にカーリースがおすすめなのです。
理由❷初期費用や維持費も月の費用に含まれているから安心!
残クレで車に乗る場合、初期費用や維持費はその都度、別に用意しなければいけません。
対して「カーリース」は、初期費用も維持費もコミコミで月々の費用に含まれているので、突発的な出費がありません。
発生する初期費用と維持費の違い
カーリース | 残クレで購入 |
---|---|
なし (月額料金に含む) | 【初期費用】 環境性能割 自動車税 自動車重量税 自賠責保険 印紙代 車庫証明取得費用 納車費用 各種代行手数料 |
【維持費】 自動車税 自動車重量税 自賠責保険 車検費用(基本料・法定費用) |
そのため、毎月の支払いがずーっと一定なので、家計管理がしやすいのです。
また、カーリースには、「ファイナンスリース」と「メンテナンスリース」の2種類の契約方法があります。
「メンテナンスリース」のプランを選ぶと、車検や点検時に発覚した交換部品や工賃・オイル交換代なども毎月の支払にコミコミになります。
カーリースなら、急な故障でも費用の心配をしないで済むね。
このように、車にかかる大部分の費用がずーっと一定にできて、心理的に楽になるので貧乏な人にオススメな手段と言えるのです。
理由❸残価分の支払いは不要だから
さらに、カーリースは残価分の支払いが不要という点もおすすめポイントのひとつです。
残クレの場合、契約終了時に次の2つのパターンで支払いが発生します。
- 対象の車に乗り続けたい場合 → 残価を一括払い
- 返却時に、キズや走行距離が原因で残価を下回った場合 → 残価との差額を一括払い
しかし、カーリースならこの①②どちらも支払わなくて済みます。
ん?どういうこと?
カーリースには、①②それぞれを免除する契約プランが用意されているからです。
例えば、リース契約終了と同時にそのまま車を自分のものにできる「もらえる」プランがあります。
契約時点で申込が必要になりますが、まとまった支払いが無くても車が手に入りますよ。
また、返却時にその車が残価を下回ったとしても、残価精算(残価との差額を精算)をしないで済むリース会社もあります。
「クローズドエンド方式」という残価設定のルールを採用しているリース会社なら残価精算がありません。
なんか難しい言葉が出てきた…。
残価の設定方法にはオープンエンド方式とクローズドエンド方式という2つの方式があります。
- クローズドエンド方式 … リースが満了(エンド)した時点の残価が、契約者に非公開(クローズド)
- オープンエンド方式 … リースが満了(エンド)した時点の残価が、契約者に公開(オープン)
2つの違い
クローズドエンド方式 | オープンエンド方式 | |
残価の公開 | なし | あり |
---|---|---|
残価の精算 | なし | あり |
残価の設定 | リース会社が設定 | リース契約者と同意のうえで設定 |
メリット | 残価精算がない | 月々のリース料が安くなる |
デメリット | 月々のリース料が高くなる | 残価精算がある |
最終回にまとまった請求がないので、月々の支払いがやや高くなっても、クローズドエンド方式が絶対におすすめです。
ここまでのまとめ
やや難しい言葉も出てきたので、カーリースについて簡単におさらいしていきましょう!
自分が選んだ好みの車を、一定期間、定額で乗れるサービスのこと。
残クレと同じように車体価格から「残価」を差し引いて、残りを分割払いするのは一緒。
しかし残クレと違って…
- 好きな車種・好きなメーカーに簡単に乗り換えられる
- 維持費や部品代や工賃など、急な出費を気にしなくてよい
- まとまった支払いが無くても車を自分のものにできる
- 残価との差額を精算しないで済む、優しいプランがある
貧乏人であっても、カーリースなら大きな出費におびえることなく、好きな車に乗り続けられるのです。
貧乏人におすすめのカーリースはどこ?
カーリースなら貯金が少なくても、収入が低くても新車に乗れることがわかりましたね。
しかし、カーリースはとにかくたくさんの種類があって、どこを使うべきか迷いやすいポイントです。
そこで、収入が低くても、手に入りやすく維持しやすいカーリースを、1社だけ厳選して紹介します。
- ニコノリ…とにかく毎月の負担を抑えて憧れの新車に乗りたい人におすすめ!
年収240万円のわたしもオススメするカーリースです。
ニコノリ
金額 | 月5,500円~ |
対応車種 | 新車・中古車 |
契約年数 | 1~9年 |
契約終了後の選択肢 | 返却・乗換・延長・もらう |
利用可能地域 | 全国 |
支払い方法 | 銀行引き落とし |
新車が月5,500円という破格で乗れます!
頭金 | ボーナス払い | 契約期間 | 審査 |
選択可 | 選択可 | 1~9年 | とても優しい |
中古車 | 残価精算 | メンテナンス | 距離制限 |
取扱あり | なし ※もらえるプランの場合 | 込み ※オプションで内容充実 | なし ※9年契約 |
ニコノリはこんな人におすすめ
- 収入が低く、審査に不安がある人
- とにかく毎月の支払い額を安くしたい人
安さで有名のニコニコレンタカーと同じ会社が運営しているのが「ニコノリ」です。
数あるカーリースの中でも、審査に通りやすいと言われているのが大きな特徴。
ニコノリは他のカーリースと異なり、提携リース先が複数社あるので審査に通りやすいのが最大の特徴。
年収240万円のフリーランスの私でも余裕で通りました。
また、ニコノリは他社と比べて毎月の支払額が抑えられるのもポイントのひとつです。
ボーナス払いを併用すれば、月5,000円代で新車に乗り始められます。
新車(ボーナス払いあり) | 新車(ボーナス払いなし) | |
---|---|---|
ニコノリ | 5,500円~ | 14,766円~ |
定額カルモくん | ー | 13,810円~ |
KINTO ※7年リース | 14,740円~ | 33,110円~ |
リースナブル ※5年リース | 6,600円~ | 26,180円~ |
MOTA | 7,370円~ | 14,630円~ |
ノルカ | ー | 34,100円~ |
オリックスカーリース | 6,600円~ | 14,630円~ |
cool-mint | ー | 19,580円~ |
ニコノリはこの安さで、さまざまなサービスを基本の利用料金に含んでいるのもおすすめポイントのひとつです。
ニコノリのサービスに含まれる内容
ニコノリの「もらえる」プランなら、契約満了時に車がそのままもらえるので、お金がない!でも、車がほしい!と言う人におすすめです。
\安く新車に乗るならココ!/
【まとめ】車に乗りたいなら、カーリースがおすすめ!
本記事では、「残クレは貧乏人が使うローン」という意見について解説してきました。
本記事のまとめ
- 残クレは残価設定により月々の費用が抑えられるローンである
- しかし、支払いの中に税金やメンテナンスのための費用が含まれていない。
- だから、急な出費のための資金を用意する必要があるので残クレは貧乏人には厳しいローンといえる
- カーリースを活用すれば、急な故障等でも慌てず対応できる
- カーリースの中でも「ニコノリ」が審査に通りやすくてオススメ!
低収入の人にとって、急な出費は極力減らしたいもの。
カーリースはそんな人に魅力的な手段といえます。
低収入でも車に乗りたいなら、カーリースがおすすめです!
カーリースなら、お金の心配をすることなく、夢のカーライフを満喫できるでしょう!