- ハイラックスを買って維持できるか気になっている人
- ハイラックスの維持費が実際どの程度か興味がある人
- ハイラックスを維持するためにはどのくらいの年収が必要か知りたい人
ハイラックスといえば、頑丈な構造と高い走破性で人気のピックアップトラックです。業務用途はもちろん、アウトドア好きな人にも愛されています。
しかし「ハイラックスを手に入れたけど維持し続けるのが大変」という声も少なくありません。
結論
ハイラックスの維持費は年間約43万円かかり、年収1,114万円以上の人でないと維持が難しいです。
え、そんなに年収ないよ…
本記事では、ハイラックスを維持できなくなる原因と、実際どの程度の維持費がかかるのか内訳等を解説していきます。
この記事を読むと、ハイラックスを維持するために必要な費用がまるっと理解できますよ。
- ハイラックスを買っても維持できない原因 から見る
- ハイラックスにかかる維持費の内訳 から見る
- ハイラックスが維持できる年収目安 から見る
- ハイラックスの維持費を気にせず新車で購入したいなら から見る
- ハイラックスを維持できないと思った時の最後の対処法 から見る
ハイラックスを買っても維持できない3つの原因
今この記事を読んでいる人の中には「これからハイラックスを買いたいけど、本当に維持するのが難しいの?」と思っている人もいることでしょう。
ハイラックスの維持が難しくなる理由は、車体の大きさやボディタイプによる費用が高額になりやすいからです。
具体的に理由を3つ解説します。
- 駐車場代がかかるから
- 車検費用が高いから
- メンテナンス代や修理代が高額になりがちだから
理由①駐車場代や高速代がかかるから
ハイラックスは車体が大きいので、広い駐車場スペースが必要です。
全長が5.3m以上と非常に長いうえ、全高が1.8m以上あるため機械式立体駐車場は制限される可能性が高いです。したがって、目的地近くの駐車場に収まりきらないから停められないなんてことも。
SNSではこんな投稿がありました。
また、自宅での駐車も、郊外で自宅敷地内に駐車できる人を除き、都市部では他車に比べ費用がかかりがちです。
駐車代が高額になってしまうと、負担感が増してしまいますよね。
さらに、ハイラックスは中型車のため、高速代も普通車の約1.7倍の料金がかかります。
え!そんなに高くなるの?
このように、車体の大きさにより費用負担が増えてしまうのです。
理由②車検費用が高いから
ハイラックスは貨物車として登録するため、1ナンバーとなります。
したがって、新車登録から初回の検査までは2年間、以降は毎年車検があるので負担に感じる人が多いです。
普通車なら新車登録から初回の検査までは3年、以降2年に1度でいいもんね。
実際、こんな投稿もみられます。
メンテナンスをしっかりしていれば、車検時に修理交換部品が不要な人も。
しかし、毎年車検を受けるだけで、法定費用や基本料金がかかるので、維持費として高いと感じるのも無理はありませんね。
理由③メンテナンス代や修理代が高額になりがちだから
ハイラックスはメンテナンス代や修理費用も高額になりがちです。
例えばバンパーの交換では、下のように約9万円かかっています。
参照:グーネットピット
ハイラックスに乗っている人の中には、オフロード走行等の悪路を走るのを好む人もいます。
そうなるとどうしてもボディにキズができやすくなります。
また、タイヤサイズも大きいため高額なのに加え、オフロード用のタイヤを選べばさらに費用は高額に。
スタンダードタイヤに比べ、オフロード重視のタイヤは2倍近くすることも。
洗車もハイラックスは高さ制限等で洗車機を利用できないこともあります。ですから手洗い洗車が無難と言えます。
自分で洗車するなら洗車用具が必要ですし、スタンド等で手洗い洗車を頼むと普通車に比べ2割〜3割程高額になります。
このように、メンテナンス費用や修理費用が高額になりがちなので、負担に感じることに。
ハイラックスにかかる維持費の実態は?
ここまで「ハイラックスを買っても維持できない理由」について解説してきました。
では、実際に維持費はどのくらい必要なのでしょうか。
ここからは年間にかかる維持費を項目別に解説していきましょう。
【結論】ハイラックスにかかる年間維持費
結論として、ハイラックスにかかる年間の維持費は約43万円です。
下の項目別の表を御覧ください。
自動車税 | 16,000円 |
---|---|
任意保険料 | 88,440円 |
車検費用 | 88,600円 |
燃料代 | 147,831円 |
メンテ代 | 91,706円 |
合計 | 432,577円 |
自動車税以外は高く感じてしまうね。
次から項目ごとにくわしく解説していきますね。
ハイラックスにかかる自動車税
カタログによると、ハイラックスは5人乗りの総排気量2.4Lで最大積載量は0.5tです。
貨客兼用車なので、1ナンバーとなり、自動車税は16,000円となります。
参照:東京都主税局
意外と安くてビックリだね
ハイラックスに乗っている人の多くがこの自動車税の安さをメリットにあげています。
ハイラックスにかかる任意保険料
現行のハイラックスZで次の条件で見積もると、88,440円になりました。
免許証 | ブルー |
マイカーの使用目的 | レジャー |
年齢 | 30歳 |
運転する人 | 本人と配偶者 |
運転者の年齢条件 | 26歳以上 |
等級 | 9等級 |
車両保険 | あり |
対人対物賠償保険 | 無制限 |
保険会社の契約 | 他車からの乗り換え |
年間走行距離 | 5,000㎞~10,000㎞ |
参照:アクサ
年齢や免許証の色等、条件が変われば保険料も変動します。
ハイラックスは普通貨物車に分類されるため、普通乗用車と比べて保険料が高めに設定されることが多いです。
したがって上の見積もりのように、約9万円はかかると想定しておいた方が良いでしょう。
ハイラックスにかかる車検費用
ハイラックスは普通貨物車のため、毎年車検する必要があります。
ディーラー車検を受ける場合、修理がなくても88,600円かかります。
毎年こんなにかかるのは厳しいな…
民間車検場で車検を受けるなら、もう少し安くなる可能性はありますが、法定費用はどこで車検しても同額です。
ハイラックスにかかる燃料代
ハイラックスの燃料はディーゼルです。下のグラフのようにユーザー実測の平均燃費は10.43㎞/Lです。
資源エネルギー庁が調べた軽油価格の全国平均が154.2円ですので、1年で1万㎞走ると下のような計算になります。
(1万㎞÷10.43㎞/L)×154.2円=147,831円
ハイラックスにかかるメンテ代
ハイラックスのメンテ代も年間約9万円は必要です。
オイル交換は5,000㎞ごとに必要になります。交換費用は下のようになります。
オイル容量が多いから、高いね。
さらに、ハイラックス用のオンロードとオフロード両用オールラウンドタイヤを交換すると、人気商品でも4本交換で131,120円です。
参照:TIREHOOD
例えば年間走行距離1万㎞と仮定して計算すると、
オイル交換代(年2回) | 11,800円×2回=23,600円 |
タイヤ交換(3年に1度で年換算) | 32,780円×4本=131,120円131,120÷3年=43,706円 |
バッテリー交換(5年に1度で年換算) | 72,000円÷5=14,400円 |
予備費 | 10,000円 |
合計 | 91,706円 |
このように、年間91,706円必要になる計算になるのです。
ハイラックスを維持できる年収目安は1,114万円!
それでは、ハイラックスを維持するために必要な年収はいくらなのでしょうか?
結論
新車のハイラックスをローンで購入して維持するには、1,114万円以上が目安です。
一般的に、無理なく車を維持できる予算は年収10%に収めるのが適当と言われています。
新車のハイラックスを購入すると、オプションなしで支払い総額は約418万円です。
この費用を7年ローンで計算すると、月々の支払額は56,847円、年額にすると681,264円でした。
したがって、維持費の432,577円+ローン年額681,264円=1,113,841円となるので、
収入の10%として計算すると、約1,114万円に。
こんなに高年収じゃなきゃ維持できないのか…
でもあきらめないで大丈夫。そんな人におすすめなのが「カーリース」です。
ハイラックスの維持費を気にせず新車で購入したいならカーリース
そもそも、ハイラックスの維持に困っている人の多くが直面している問題は、月々のローンの支払いに加えて高額な維持費がかかってしまうことですよね。
カーリースとは、自分が選んだ好みの新車を、維持費コミコミで月々定額で乗れるサービスのこと。
したがって、カーリースなら、支出が明確なので、予算が立てやすいのです。
それいいね!もっとカーリースのこと教えて!
カーリースの特徴は次の3つです。
- 特徴① 残価設定で、低予算で乗り始められる
- 特徴② 毎月定額だから予算立てしやすい
- 特徴③ 維持費コミコミのメンテナンスリースを選べる
特徴① 残価設定で低予算で乗り始められる
カーリースは、リース終了時の車の価格をはじめから差し引いて支払金額を計算するので、残価部分を支払う必要がありません。
しかも、頭金や初期費用が基本的に不要なので、手元の資金が少なくても乗り始めることができるので、希望の車にチャレンジしやすいのです。
リース終了後は同じ車に乗り続けたいなら、再リースや買取が選べます。
さらに、乗り換えすれば、別の車に乗ることも可能です。
特徴② 毎月定額だから予算立てしやすい
カーリースなら、車検代や税金もコミコミで月々の支払いが一定になります。
ですから、毎月の支出の見通しがしやすいので、予算が立てやすいのです。
月々の支払いが一定なら、精神的に安心だよね。
特徴③維持費コミコミのメンテナンスリースを選べる
カーリースの契約方法で「メンテナンスリース」を選ぶと、税金や車検の他に修理代やメンテナンスまで含めることができます。
したがって、オイル交換やタイヤ交換など、高額な出費の心配がいりません。
修理代までカバーできるなら、急な出費の心配をしなくてもいいんだね!
このようにカーリースを活用すれば、たとえ年収が少なくても、手元の資金が少なくても、希望の車に手が届きやすくなるのです。
ここまでカーリースのメリットを説明しましたが、しっかりと次のようなデメリットもあります。
- 原状回復が必要な場合が…
- 残価精算が恐ろしい!
- 中途解約金が発生するケースも…!
くわしく知りたい方は、貧乏人こそカーリースをうまく使うべき5つの理由!をご覧ください。
ハイラックスのカーリースなら「リースナブル」がおすすめ
金額 | 月6,600円~ |
対応車種 | 新車・中古車 |
契約年数 | 3・5・9年 |
契約終了後の選択肢 | 返却・乗換・延長・もらう |
利用可能地域 | 全国 |
支払い方法 | クレジットカード払い |
いつでも乗り換えができるカーリースです。
頭金 | ボーナス払い | 契約期間 | 審査 |
選択可 | 選択可 | 3・5・9年 | 優しい |
中古車 | 対応地域 | メンテナンス | 距離制限 |
取扱あり | 全国 | オプション | あり(月換算750km) |
リースナブルはこんな人におすすめ
- 乗り換え・買い替えを自由にしたい人
- とにかく毎月の支払い額を安くしたい人
ハイラックスを取り扱っているカーリースの中でも、安く手に入れられるのが「リースナブル」です。
以下の表にある通り、ボーナス払いが無くても月51,480円でハイラックスの新車に乗れるのです。
ハイラックス ZGR SPORT
ボーナス併用すると1万円代に!
また、リースナブルはいつでも乗り換え・買取りができるめずらしいカーリース。
多くのカーリースは契約途中で、乗り換えができません。
契約途中で乗り換えたい場合は、高額な違約金を支払うことが多いです。
そのため、子供が増えた、両親と同居を始めたなどライフスタイルの変化があっても、リースナブルなら余計な違約金がないので安心して長期間リースできます。
生活の変化に合わせたり、自分の好みに合わせたりして車を交換できるってことだね♪
\安くハイラックスに乗るならココ!/
ハイラックスを維持できないと思った時の最後の対処法
すでにハイラックスが維持できないんだよな…
そんな人には、思い切って売却する方法もおすすめです。
ハイラックスは中古車市場でもリセールバリューが高い車として注目を集めています。
主な理由は次の2点です。
- 現在日本市場にあるピックアップトラックがハイラックスのみなので希少性があるから
- 海外で人気が高いから
特に海外では耐久性が評価されています。2019年に行われた「ダカール・ラリー」という世界一過酷といわれる耐久レースで、ハイラックスは総合優勝していて、一層人気が出ているようです。
買取実績のランキングをみてみましょう。
参照:グーネット
ランキング上位のグレードは、新車購入時とほとんど変わらない金額で買取されているのがわかりますね。
ハイラックスってすごいね!
【まとめ】ハイラックスを維持し続けるためにカーリースを活用しよう!
本記事では「ハイラックスを買っても維持できない」理由やその解決策を解説してきました。
本記事のまとめ
- ハイラックスは駐車場や高速代の他、毎年の車検代が高額で維持しにくい
- ハイラックスの年間の維持費は約43万円
- ハイラックスを維持できる年収は1,114万円以上が目安
- ハイラックスに乗り続けたいならカーリースを活用するのがおすすめ
- すでに維持に困っているなら、高価で売却も検討してみて
ハイラックスの維持費は高額なので、だいぶ高収入の人でないと維持しにくいことがわかりましたね。
でも「カーリース」を活用することで、急な修理費などの出費におびえなくても乗り続けられます。
「カーリース」を上手に活用して、夢のカーライフを実現してみましょう!